携帯電話の電話番号は、頭の3桁が以下の3種類についてすでに払い出しが行われています。
- 090
- 080
- 070
この3つの番号帯で全部で2億7000万個の番号が確保できます。
しかし、あらゆる物がインターネットにつながるIoTの拡大に向けては、今の電話番号だけでは足りなくなってしまうことが明白です。
そこでら総務省では2020年に向けて、機器間の通信で使う携帯電話番号を100億個追加して、現状の125倍に増やすことを決めたと日経新聞が報じていました。
このIoTで利用する電話番号は、020で始まる番号として、現在では8000万個の番号を割り当てることができますが、この番号を11桁から14桁に拡大して、100億個の番号を追加できるようにします。(この桁数の拡大については、各携帯電話会社の新たな対応が必要になり、携帯電話会社全体で100億円超の費用が必要になる見通しです)
IPアドレスについても、従来のIPV4では全世界で43億個しかとれませんでしたが、IPV6となって制限が大幅に拡大されていますので、いよいよIoTが普及展開するのに必要な基盤が整ってきたことを感じます。
今後、IoTが当たり前の世界になった時に、普段の生活がどれだけ便利になるのか、期待したいと思います。
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