PayPayが2月12日から開催していた第2弾100億円還元キャンペーンが5月13日に100億円に達したことにより、5月13日午後11時59分に終了しました。また、10回に一回の確率で上限1000円相当が当たる「やたら当たるくじ」も同時に終了となりました。
5月31日までキャンペーンは開催される予定でしたが、約二週間強前倒しで終わったことになります。それでも、3ヶ月余にわたってキャンペーンが開催されました。
昨年12月に実施された第一弾の100億円還元キャンペーンの際は、わずか10日間程度で100億円を使い切ってしまい、電子マネーをいろいろな人に使ってもらう前に、アーリーアダプター層によって使い果たされてしまいました。
それに比べると、3ヶ月にわたって長持ちした第2弾キャンペーンは、少額の日常的な利用を促進するというPayPayの意図は果たすことができたのではないでしょうか。
今後は、5月31日までの期間限定で、「イオンでPayPayはじまるキャンペーン」が行われています。
6月1日から、20回につき一回の確率で最大1000円が当たる「PayPayチャンス」、および「ドラッグストアで最大20%戻ってくるキャンペーン」の2つが始まる予定です。
PayPayとしては今回のキャンペーンでバーコード決済体験した人が、今後も継続してバーコード決済を使い続けてくれる雰囲気を作っていくことを意識して、キャンペーンの内容を考えているように思います。
ただ、現時点は各種の普及推進策で消費者をつなぎとめることができるかもしれません。しかし、推進策の原資を投入し続けるのが難しくなったとき、従来の非接触式の電子マネーと比べると、やはりバーコード決済はアプリを立ち上げる分だけ面倒くさいので、私自身は非接触式の電子マネーを日常的には利用すると思います。
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