先日の朝日新聞朝刊の一面に2030年度に実施される新しい燃費の規制に関する報道がありました。
これによれば、経済産業省と国土交通省は新車の燃費を2016年度の実績値(19.2キロメートル/リットル)と比較して、32%改善することを自動車メーカーに義務付けるとのことです。
まだ10年後とはいえ、ガソリン1リットルあたりの走行距離を全車種の平均で25.4キロメートルにに引き上げるというかなり高い目標になりました。
各自動車メーカーは通常のガソリン車だけでこの規制をクリアすることは困難ですので、電気自動車やプラグインハイブリッド車の割合を増やしていく必要があります。現在はこれらの車種は新車販売に占める割合は全体の1パーセントに留まっていますが、この割合を増やし技術開発を促すことが環境保全とともに政府が狙っていることになります。
このような技術開発は日本の自動車産業が世界的にみても競争力をつけていかなければいけない分野なので、規制を強化することは良いことだと思います。
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