6月5日の午前8時半ごろ、中央総武線に乗って御茶ノ水方面に向かっていたところ、代々木駅を発車してからすぐのタイミングで緊急停止のブザーが駅に鳴り響きました。「あれ?停まらないな?」と思って1秒弱で緊急ブレーキが作動しました。
電車内はとても混雑していたので、特につり革などに掴まらないで立っている人は大きく体勢を崩していました。人によっては床の上に倒れこむ人もいて危険な状態です。
緊急停止ボタンが扱われた原因は山手線のホームでお客さんが線路に転落したのだそうです。
朝の通勤ラッシュの時間帯は新宿駅、代々木駅などのホーム上は非常に混雑します。特に最近の混雑は半端なものではありません。また、電車が少しでも遅れると、身の危険を感じるほどの混雑になります。
こんな状態になっても、ホームドアを設置していないJR東日本は、安全を軽視しているとしか考えられません。
千葉支社が中央総武線の一部の駅でホームドアの設置を決めていますが、その後の計画が定かではありません。
中央総武緩行線に軽量ホームドアを導入、JR東 - 鉄道コム
JR東日本千葉支社は31日、中央総武緩行線へのホームドア整備工事に着手したと発表した。
今回のような大事故には至らなかったけれども、もしかすると大変なことになっていたかもしれないというインシデントが何件かあれば、ハインリッヒの法則で大事故を招くことになります。
JR東日本自体がのらりくらりと対応しているのであれば、今回のようなインシデントを元にして、国の鉄道事故調査委員会が調査して会社に勧告する等の手続きが必要なのではないかと思います。
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