雑誌「エコノミスト」を読んでいると、アイリスオーヤマの大山社長に対するインタビュー記事がありました。以前はホームセンター向けなどに透明の衣装ボックスなどの生活用品を中心に販売していましたが、最近では家電製品もその種類を増やしています。家電製品とは言っても、サーキュレーターといった小型の家電がメインだったイメージがありますが、最近ではエアコン、4Kテレビ、ドラム式洗濯機などの商品まで発売しています。
最近、白物家電については日本国内の大手の会社はほとんどが手を引いてしまった感があります。中国や韓国といった会社がとても安く製品を提供しており、もはや日本メーカーの発売する家電は競争力がないものだと思っていました。
しかし、アイリスオーヤマとしては家電メーカーが減っているというのをチャンスととらえて、白物家電の販売数を増やしているのだそうです。他社は売り方あ悪かったり、お客様に適切に商品を提案できていないと感じていたと記事にはありました。
また、4Kテレビについても他社はインターネットに接続して、いろいろなことができることを売りにしていますが、アイリスオーヤマでは徹底的に機能をそぎ落として、テレビチューナーが付いていてテレビ放送が映るというごくごく基本的なことを力を入れたそうです。その分、値段をとても安くして、その安さを武器に販売しているとのことでした。
実は私自身、自宅の各部屋にあるエアコンがそろそろ寿命だということもあってPayPayやd払いなどのポイント還元キャンペーンを実施している時期を狙って一気に買い換えました。エアコンはフィルター自動清掃機能とか湿度自動調整機能、インターネット接続を通した便利機能など、多彩な機能を売りにしている機種が多くなってきました。しかし、機能が増えれば増えるほど、壊れる可能性のある部品が増えるだけという気がしていたので、基本機能に徹している商品を中心に比較しました。
この際、アイリスオーヤマの機種も候補にあがったのですが、どこの会社がOEMで生産しているのかもわからず、今一つ、商品にどれほどの信頼性があるのかいに自信がなかったので、昔からコツコツと実績を積み上げてきているコロナの商品を選択しました。
アイリスオーヤマもこれから先に実績を積み上げていってくれれあ、次回の買い替え時期にはアイリスオーヤマの商品を買っているかもしれません。
これから先、アイリスオーヤマが家電の分野でも諸費者から見て信頼性が高いブランドとして活躍できるのかどうか気になるところです。
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