楽天銀行では二段階認証のシステムを取り入れています。この二段階認証では登録したメールアドレスにワンタイムパスワードが送られてくる仕組みになっています。
二段階認証でフリーメールは非推奨
楽天銀行ではこのメールアドレスとしてgmailやYahoo!メールなどを利用しないように強く推奨しています。理由を調べてみると、下記のようなお知らせが2013年に公開されていました。
「ワンタイム認証に利用するメールアドレス」としてフリーメール(Yahoo!メール、Hotmail、Gmail等)のメールアドレスをご登録されているお客さまが、フリーメール用のID、パスワード等を第三者に不正に盗取され、ワンタイムキーをも盗取されたことに起因すると思われる不正送金が確認されております。
ドメイン別の推奨度
メールのドメイン別に見ると、楽天銀行では下記のようにセキュリティ強度を考えているようです。
推奨度が高いのは主にキャリアメールです。セキュリティ強度が低いのは主にフリーメールです。プロバイダが発行するメールアドレスは「中」という位置付けになっています。
最近はキャリアメールだからといって安心することは出来ず、無作為に携帯電話にメッセージを送りつけて、フィッシングサイトでIDやパスワードを盗む犯罪が増えています。
逆にフリーメールであっても、gmailなどでは、二段階認証などのセキュリティ強化策を打ち出していています。信頼できるサービスであれば、セキュリティの強度に大きな差異はないようにも思います。
セキュリティ対策を打つことが大事
大事なことは、どのサービスを利用していても、サービスが提供しているセキュリティ強化策を必ず有効にして、万全なセキュリティレベルを確保することだと思います。
最近では格安スマホの普及により、キャリアメールのアドレスを持っていない人が増えています。また、自宅にインターネット回線を引かないため、プロバイダにも加入していない人が多いです。その時、Gmailはメールアドレスを持つ上で有効な手段の1つになります。
明らかにセキュリティ強度が低いメールサービスは非推奨とすることで良いと思うのですが、Gmailなどについてはセキュリティ強化のための対策を楽天銀行でもアナウンスすることで犯罪の発生を防いだ方が良いのではないかと思います。
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