この日は朝から雨が降っていましたが、午後3時過ぎには雨が止んで、夕方には晴れ間も出てきました。そんな中でJRのホームに立ってボンヤリと電車を待っていた際に、ふと前のビルとビルの間を見ると、綺麗な虹が出ていました。
虹を見ることは、ほぼ記憶にないので、もう何年もなかったのではないかと思います。
そういえば、NHKの「チコちゃんに叱られる」で虹を特集していました。確か、「どうすれば虹を見ることができるか?」という謎かけだったと思うのですが、その答えは、青春ドラマのような内容でした。
「雨の中で太陽が見えたら太陽に向かって走れ そして雨を抜けたとき振り返ればそこに虹が見えるだろう」
実際に番組の中では実験をしていましたが、少し大変そうではありました。
やはり、今日の電車のホームから偶然見えた虹のように、意図しなかったところで見られる虹が良いと思います。
何かで読んだのですが、「虹は何色に見えるか?」と聞かれた時に、大抵の人は「7色」と答えます。しかし、実際の人の目には三色程度にしか見えないそうです。たしかに上に貼った写真を見ると三色に見えます。
スペクトル分光器にでもかけないと7色には分解できないのですが、それくらい、知識というものによって邪魔されて別の記憶に塗り替えられてしまうという話の例として使われていました。
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