10月28日から楽天証券では楽天スーパーポイントを使って株式の買付ができるようになりました。今までも投資信託の買い付けはポイントで可能だったのですが、株式を買うことはできませんでした。
今回の発表に伴い、国内株式の現物取引をポイントで実施することができるようになりました。信用取引については対応していません。
楽天証券でポイントコースを楽天スーパーポイントコースに設定すると利用できるようになります。(他に楽天証券ポイントコースというものがあります。楽天証券ポイントはJALのマイルに交換することができます)
楽天スーパーポイントコースに設定すると、国内株式の購入代金と手数料の一部、または全額に対して楽天スーパーポイントを利用できます。
IPO、PO、ライツオファリングには利用することができません。取引をする口座はNISA口座、特定口座、一般口座を利用することができます、ジュニアNISA口座ではポイントを利用することができません。
初めて株式の取り利引を行うとき、やはり現金だと投資になかなか踏み切れない場合があります。しかし、楽天スーパーポイントであれば比較的、低い心理的障壁の中で始めることができるのが最大のメリットだと思います。
また、楽天証券で株式を購入する際には楽天スーパーポイントで行う形になりますが、株式を売却したあとの時点では現金として引き出すことができるので、ポイントを現金化する手段にもなり得ます。
一方で楽天証券を介さずに直接、楽天ポイントクラブから楽天スーパーポイントで投資信託などを購入する方法もありますが、この場合は売却した後はポイントのままで返ってきます。ここはとても分かりにくいので注意が必要です。
今回の株式をポイントを購入できるのは、楽天証券に口座を開設して、楽天証券で買い注文を出す場合になります。
楽天スーパーポイントで投資信託を500円以上購入すると、現在は楽天市場の買い物でポイントが増えるSPUの対象になっています。しかし、ポイントで株式を購入してもSPUの対象にはなりませんので注意してください。
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