10月から楽天モバイルでは自社回線を利用した無料サポータープログラムを開始しています。この無料サポータープログラムで利用できる端末は、楽天で扱う10機種です。サービスが開始した当初。楽天以外で購入した端末では同じ型番のスマホでは無料サポータープログラムでは利用できなかったという報告も見かけていたので、どんな端末で実際には利用できるのか興味を持っていました。
そんな中で、ITmediaでは「iPhoneでも使える？楽天MNO回線のSIMをいろいろなスマホに挿してみた」という記事が公開されました。
まず、iPhone11に楽天SIMを挿してみた結果はインターネットにはつながるものの、電話の発着信はできなかったそうです。HUAWEI P20 liteでは電話やデータ通信をすることもできずに圏外表示になってしまいました。続いてAPN設定を行うと、データ通信を行うことはできたものの電話の発着信はできないと結果になりました。
今回の検証結果から考えると、楽天の自社回線については、楽天モバイルで動作保証のとれた端末を楽天モバイルから購入することが最も安心でしょう。楽天モバイルで販売している端末は楽天でSIMロックされているようなことはなく、SIMフリーで販売されているのことでした。このITmediaの記事から考えると、現在は他のキャリアの回線を使っていたとしても、今後、楽天モバイルの自社回線を利用する可能性がある人は、楽天モバイルから端末を買っておくというのも一つの方法かもしれません。
私自身はIIJmioから楽天モバイルのMVNO回線にMNPで移りました。Docomo版のiPhone7で利用しています。もしも、楽天モバイルMNO版のエリアが拡張されてサービスを利用できるようになったら、MNOのサービスの方へと移りたいと思っています。しかし、プライベート用で常用しているのはiPhoneですので、楽天のMNO版でiPhoneをサポートしてくれないと乗り換えることができません。
今後、対応機種数を増やしていくものとは思いますが、DocomoのSIMロックがかかっている状況では楽天のMNOで利用できない可能性が高い気もします。今後の楽天からの発表を待ちたいと思います。
【2019/12/20追記】
楽天モバイル（MVNO）のSIMを使い始めて一番変わったのは、YouTubeで動画を見る時間が極めて多くなった点です。今まで、IIJ mioを使っていた際には、高速通信モードでは容量制限、高速モード通信を切ると遅くて使い物にならなかったので、結果として動画は見ていなかったのですが、楽天モバイルの高速通信モードオフでも1Mbpsの通信速度が出るのは大変に魅力です。
混雑している時間帯を除いては、高速通信モードはオフにしているので、データ容量制限までには、まだまだ余裕があります。想定以上に良いSIMだと思いました。
また、楽天市場で＋2倍分のポイントが付くメリットも大きいです。12月は楽天ふるさと納税を含めて、楽天市場で多くの買い物をしましたので、かなりのポイント還元が期待できそうです。
少なくとも、割引期間の一年目はコストパフォーマンスにも十分に優れています。2年目以降は2980円に月額が跳ね上がるので、少し微妙な感じもしています。楽天のMNOのサービス提供状況も見ながら、一年後にどうするか考えたいと思います。
【2020/03/04追記】
Rakuten UN-Limitが発表されました。待望の楽天MNO回線の正式サービスの名称です。月額2980円で楽天の自社回線網ではデータ通信使い放題という、大手のキャリアの半額でのサービス展開となりました。KDDI回線を利用する際には月に2GBに制限されますので、楽天自社回線網があるところで使うことが多い人に向いています。
本日、楽天モバイル楽天市場店で事前予約を済ませてしまいました。端末については、楽天モバイルで販売してされている動作確認が取れている機種を購入したいと思っています。
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