年末年始に見たくなるようなテレビが放送されていなかった際、Amazonプライムビデオで公開されているコンテンツを探している中で見つけたのが、今回紹介する「陽だまりの彼女」という映画です。
松本潤が演じる浩介と上野樹里が演じる演じる真緒は中学生のときの同級生です。真緒はクラスメイトからいじめられるような女の子だったのですが、浩介はクラスメイトから真緒を助けます。
それ以来、真緒は浩介を信頼して、浩介にたびたび話しかけるようななります。浩介はクラスメイトの目を気にして少し真緒に冷たい素振りをしていました。そんな浩介はやがてその学校を転校せざるを得なくなり、真緒と別れる形になります。
しかし、浩介が社会人になって広告のクリエイターとしての卵になり、クライアントを尋ねたときに、突然、真緒と再開する形になりました。真緒は随分変わっていて一人のキャリアウーマンになっていましたが、浩介は一目見たときに真緒ではないかと思います。そして名刺交換をしたときに確信に変わりました。
それ以来、仕事を通じて深め合いつつデートもするようになり、やがて二人は結婚します。結婚前に真緒の両親に挨拶に行ったとき、真緒のお父さんからは養子縁組をする前、13年間の記憶が真央にはないこと、またいつその病気が再発するか分からず、それでも真緒を支え続けることができるのかと浩介は覚悟を確かめられました。それでも、浩介は真緒との結婚の道を選びました。
しかし、真緒の実家がある江ノ島の展望台で、「この景色、あと何回見られるのだろう」という意味深なことを真緒は言ったり、浩介が見ていないところで老婆と話をしたりして、この先、急なドラマの展開があることを観ている人に感じさせます。
デートをしている時などに流れるザビーチボーイズの名曲「素敵じゃないか」が非常に効果的に使われています。また、最後の方でもこの曲が効果的に使われているシーンがあります。二人がその後どうなっていくのか、興味深く映画を観ることができました。とても良かったです。
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