政府では2020年9月から2021年3月までの予定で、マイナンバーカード取得者が利用できるポイント還元事業を実施する準備をしています。期間中のチャージ・購入額の25%、上限5000円分のポイントを還元されます。
2020年3月末まで総務省ではこのポイント還元事業で対象となる決済サービスの募集を行っています。
この募集の中間状況が2月19日に発表されました。今回発表されたのは以下の23種類の決済サービスです。
株式会社ファミマデジタルワン FamiPay FamiPay
株式会社メルペイ メルペイ ポイント
東城町商工会 ほろかマネーサービス ほろかポイント
東日本旅客鉄道株式会社 Suica JRE POINT
KDDI株式会社 au PAY au PAY 残高
株式会社NTTドコモ d払い dポイント
株式会社ゆめカード 電子マネーゆめか ゆめかチャージ
みずほ銀行 J-Coin Pay J-Coin Pay
エス・ビー・システムズ株式会社 CoGCa(コジカ) CoGCa残高
株式会社りそな銀行 りそなウォレットサービス りそなマイナポイント(仮称)
PayPay株式会社 PayPay PayPayボーナス
株式会社関西みらい銀行 りそなウォレットサービス りそなマイナポイント(仮称)
セブン・カードサービス nanaco nanacoポイント
LINE Pay株式会社 LINE Pay LINEポイント
イオンリテール株式会社 WAON WAON
楽天ペイメント株式会社 楽天ペイ(アプリ決済) 楽天ポイント
株式会社大賀薬局 Bibica Bibica
株式会社埼玉りそな銀行 りそなウォレットサービス りそなマイナポイント(仮称)
肥銀カード株式会社 くまモンのICカード くまモンのICカードポイント
楽天Edy株式会社 楽天Edy Edy
一般社団法人なぎポスト ナギフトマネー ナギフトポイント
福田屋百貨店 FKDハイカード電子マネーサービス 福田屋百貨店ポイント
株式会社大津屋 オレボポイントカード オレボポイント
この一覧を見ると、Suica、ファミペイ、メルペイ、auPAY、d払い、PayPay、nanaco、Line Pay、WAON、楽天Payなど主要どころはすべて網羅されていることが判ります。先日、メルペイへの統合が発表されたOrigamiPayについてはラインナップの中に名前はありませんでした。一方で、IDやクイックペイなどの電子決済サービスがこの一覧の中にないことも不思議です。これから登録されるのでしょうか。Suicaが入っているので非接触式の電子マネーが対象外になっているということはないかと思います。
ポイント還元策が始まる9月までに利用者は、
(1)マイナンバーカードの取得
(2)マイキーIDの設定
(3)マイナポイントの申し込み(2020年7月から)
の3段階の準備が必要です。このうち、(1)と(2)は現時点でできますので、もしもポイント還元を使ってみたいという方は混んでいない早い時期に済ませてしまうことをお勧めします。
なお、紐づけができるキャッシュレス決済サービスは、一つのマイナンバーカードにつき一つの決済サービスのみが対象となります。現在、複数の決済サービスを利用している場合、どの決済サービスを紐づけるかについては今から考えておいても良いかもしれません。
総務省のマイナポイント事業の公式サイトはこちらになります。
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