楽天証券でiSPEEDを通じた注文不能に

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今日(2020/02/25)は米国、NYダウ平均の大幅下落を受けて、日本の日経平均株価も大きく下げました。新型コロナウイルスの経済への影響が無視できなくなってきたことから、今回の値動きにつながっているようです。こんな日は寄り付きの価格で勢いよく下がりすぎた銘柄を購入して、また少し値を戻したところで売るという作戦にしました。もちろん、買いの約定をした後で、さらにズルズルと株価を下げていってしまう可能性もあります。この場合は損失が大きくなるので危険な取引ではあります。

昨日の朝はよほどたくさんの注文が入ったのでしょう。最初はiSPEEDのレスポンスがとても悪くなっていました。そのうち、画面を開こうとしても開けない状態になってしまい、寄り付きで買いの約定が通った後、売り注文を出せなくなってしまいました。午前9時20分ごろまで繋がりにくい状態が続いたとお知らせに掲示されていました。

このような日は株価の上下もとても激しいので、注文ができなくなるのは大きなリスクになります。楽天証券では口座数がどんどん増えていることより、センターのサーバーの負荷が高まってきているのではないかと思います。口座数の増加傾向に合わせて、サーバーを増設して、今日のような場面でも普通に処理できるだけの余裕を持たせて欲しいと思いました。

【2020/03/09追記】

今日は新型コロナウイルスと原油価格の急落という二つの要素が絡み合って、午前中の取引で日経平均株価は1276円68銭も下げました。これに伴い、取引量も増大したためか、またもや楽天証券のi-Speedが反応しなくなってしまいました。サーバーからのレスポンスが返ってこないがために、いろいろな操作がタイムアウトしてしまいます。設備の増強が迅速に行われることを望みます。

この日は全ての金融商品がほぼ取引できなくなる不具合も午前10時50分から午前11時にかけて発生しました。午前11時に副回線に切り替えて徐々に取引ができるようになり、午前11時18分に正常化したということです。

楽天証券からは使用しているKDDIの回線異常のため補償は実施しないというお知らせが出ています。しかし、日経新聞によれば、KDDIは回線障害を否定しているのだそうです。今後の真の原因の追及結果の報道を待ちたいと思います。

【2020/03/18追記】

東証が午後3時に売買を終えた後に楽天証券ではバッチ処理を流しているようなのですが、取引量が多くなった日にはこのバッチ処理が終わらなくなってしまい、夕方以降のサービスの再開に遅れが生じる事態が発生しています。システムの処理能力以上のお客さんを勧誘して口座を増やしてしまった結果、ピーク処理量に耐えられなくなってしまったということでしょうか。少し、心許ない感じがします。

また、3月9日に発生したネットワーク障害に関しても、楽天証券から公式なアナウンスが発表されました。ログインできず、新規・訂正・取消注文ができなかったという事象です。

原因は「当社が利用しているネットワークにおける不具合」となっています。これだけを見ると楽天証券が利用している回線業者の問題のように読み取れますが、対処としては「通信機器の交換を行ないました」と書かれているので、楽天証券が設置している機器のトラブルのようです。

とすれば、利用できなかった時間帯に発注ができずに損を被ってしまった利用者への補償がどうなるのか気になりますが、特にお知らせの中に記載はありませんでした。

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