新型コロナウイルスの影響でマスクが品薄になっています。買い物でいくつかお店を回ってみたのですが、マスクの在庫状況がどうなっているのか確認してみました。
その中で在庫があったのは、100円ショップのダイソーです。店舗にもよると思うのですが、東久留米のスパジアムジャポンの近くにあるダイソーでは、いくつかの種類のマスクで在庫がありました。
一人一つまでの制限付きです。ただ、売れ行きは良いようでしたので、在庫がなくなるのは時間の問題だったのかもしれません。
やはりその近くにある東久留米のスーパービバホームでは一つの売り場だけ人だかりがありました。近づいてみると、やはりマスクのコーナーで女性用の小さめマスクと子ども用のマスクだけ在庫がありました。
東久留米駅近くで線路を渡ってヴェルパークに行ってみると、こちらは在庫がありません。入庫も未定の掲示が出ていました。
続いて新小金井街道沿いにある新しくオープンしたヤオコーにも寄ってみました。こちらはマスクの在庫はありませんでした。人が多く集まるお店やマスクを探すときにまず思い起こすようなお店のマスクの在庫はないようです。
続いて、京王線の仙川駅にほど近い、三鷹市中原のマツモトキヨシ、こちらは一家族一つまでの張り紙は残っていましたが、一般的なマスクの在庫はありませんでした。ただ、湿っているような高額の高機能マスクは少し残っていました。
仙川駅そばのドラッグストアーはどこも売り切れ、高機能品ですら見かけませんでした。便利なところにあるドラッグストアーから売り切れていく傾向があるようです。
高機能品と言えば、例えば、0.3μmの粒子を95%除去できるというN95対応の高性能マスクもありますが、ウイルス自体は0.1から0.2μmなので性能が足りません。ウイルスを含んだ飛沫は5μmほどなので少しオーバースペックだと日経ビジネスで解説されていました。
今のところは、マスクが売り切れているお店が多いですが、マスク工場ではフル生産してくれているので、在庫は復活していくものと思います。一部で当分使い切れないほどのマスクをしまっている家庭ではこれ以上のマスクを購入することは無いと思いますし、また、転売して儲けを狙っている人も、さほどは売り捌くことができず、徐々に在庫が復活していくものと思います。(本当は公正取引委員会」消費者庁が適正値よりも高値で販売している商品を取り締まるべきだと思います。あまりにも目に余るようになってきたら、政令が整備されて取り締まられるのではないでしょうか)
高額転売している人たちに対する対抗策としては、「その人たちから買わない」ことです。マスクが増産されて徐々に在庫が回復すれば高額転売を企てた人の手元には大量の在庫が残って懲りることになるためです。そんな呼びかけがネットでは見られるようにもなりました。
店舗での販売は、当分は一家族一つまでといった制限がつくと思いますが、その制限の範囲内で必要な分のマスクを補充することが、現在の混乱を収束させる最善の方法です。
【2020/02/05追記】
詐欺に注意
マスクを無料送付する等のフィッシングメールがばらまかれていたり、マスク販売の偽サイトが立ち上がるなどしているので気をつけるようにと警察庁が注意を呼びかけています。
心当たりがないメッセージは開かない、メッセージに記載されたURLにはアクセスしない、信頼できるところからしかアプリはダウンロードしない、IDやパスワードを入力する際は正規のサイトであることを確認する、不自然な日本語がないか、ブラウザ上部で鍵のマークはあるかなど、注意ポイントも記されていました。
消費者庁長官が高額転売調子に向け要請
消費者庁の伊藤長官が転売目的ではないかと思われる動きがあり、望ましくないと述べ、フリーマーケットアプリを運営する企業に対応を要請する考えを示したことが報道されました。すでに一部の企業に対しては要請をしているとのことです。
ヤフオクやメルカリ、楽天のラスマなどが高額販売されているマスクの販売を取りやめることは買いだめを防ぐ意味で一定の効果があるのではないかと思います。
メルカリでは事務局から入手経路を確認させていただく場合や商品の削除、利用制限をするという声明を発表しています。さらにヤフオクでも、必要な方が必要な量の商品を確保できるようにご配慮をお願いしますと呼びかけています。楽天市場でも全店舗に対してマスクなどの価格の変更を控えてもらうことの通知を実施しました。Amazonは規約に違反した出品は取り下げる対応をとっていることを明らかにしています。
【2020/02/12追記】
先日、熱海に行った際に地元の人と話していると、この辺の人はマスクをあまりつけないから、ドラッグストアにマスクはいくらでも売っているよということでしたが、ドラッグストアに行く機会がなかったので実態を確認することができませんでした。
一方、埼玉県の飯能市の方に行く機会もあったので、何軒かのドラッグストアを見たのですが、こちらは見事にマスクは品切れになっていました。
【2020/02/12追記】
菅官房長官が「考えていますのは(増産体制が整うのは)来週以降ということであります」と見通しを明らかにしました。来週以降、週に一億枚以上供給できる体制が整うようです。ただ、現時点ではドラッグストアの店頭にマスクの在庫が入荷しても瞬間のうちに売り切れてしまうような状況です。週に一億枚が供給されても、何軒かのお店を回って購入する人が出てきてしまうとすぐに在庫不足になってしまうことが懸念されます。
マイナンバーカードを持っている人が一箱だけ入手できる等、何か具体的な対策をとる必要があるのではないかと思います。
【2020/02/22追記】
テレビニュースを見ていると台湾では健康保険証番号の末尾の数字で国民が購入できる日を決めて、しかも1週間に購入できる枚数に制約をつけているそうです。日本でも同じことはできるはずなので、高額転売を防ぐためにも早く準備したほうが良いと思います。
【2020/02/28追記】
相変わらずお店にマスクの在庫は復活しません。各社はマスクをフル操業して作ってくれているのにお店まで出てこないのは初めて何故でしょう。あまりにも高い価格で販売しているお店があったり、海外で日本国内販売用のマスクがやはり高価に大量に出回っている状況を見ると、問屋が横流しをしているのではないかとも疑いたくなります。
トイレットペーパーまで品薄に
また、ここ数日は同じ紙製品のトイレットペーパーが買い占められて売り切れのお店が増えてきました。これも高値で転売する人が出てこないように対策をとってほしいところです。
【2020/03/02追記】
沖縄県でもマスクは売り切れ
沖縄県の那覇に行く機会があったので、何店舗かドラッグストアを回ってみました。結果は首都圏と全く状況に違いはありません。マスクコーナーの商品は空っぽになっていました。沖縄県は新型コロナウイルスの感染者も少ないですし、また花粉症で悩んでいる人も少ないと思ったのでマスクの需要は少ないかな?と思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。
【2020/03/10追記】
市街地のドラッグストアでは朝方に通りかかると長い行列ができています。開店と同時に販売されるマスクやトイレットペーパーなどを買うお客さんが列を作っています。まだ、品不足状況にあることに変化はありません。
しかし、Amazonなどの通販サイトを見てみると、少し事情が変わってきました。マスクの50枚入りが以前であれば1万円ほどで販売されていたものが、最近では3000円程度のものも見受けられるようになりました。まだまだ定価と比較して値段が高いですが、政府が高額転売の規制を始めたり、マスクの増産で在庫が回復してきたりした効果が出てきているのでしょう。
早く、ドラッグストアに行けばいつでも在庫があるような状況に戻って欲しいと思います。
【2020/03/29追記】
今日、西東京市のマツモトキヨシに行ったところ、若干ですがマスクの在庫がありました。
ただ、ちょっと値段が高すぎます。一枚あたり50円以上するので、ちょっと手が出ません。このようなドラッグストアであれば定価よりも高く売るようなことはしないと思うのですが、もともと高い商品なのでしょうか。気になります。
コメント