現在、埼玉県所沢市東所沢和田にKADOKAWAが中心になって「ところざわさくらタウン」を建築しています。
なんとなく、新しい新興住宅地かな?と思うような名前ですが、実は「みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し世界に向けて発信する「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設になります。本構想はKADOKAWAと所沢市の共同プロジェクトで、みどり・文化・産業が調和した、誰もが住んでみたい、訪れてみたい地域づくりを進める構想です。
具体的には、イベントスペース、ホテル、ショップ&レストラン、ダヴィンチストア、書籍製造・物流工場、新オフィスなどができます。さらには角川文化振興財団による図書館と美術館、博物館の機能を一体化させた角川武蔵野ミュージアムも出来ます。
場所は所沢の市街地から離れていて、どちらかというとJR武蔵野線の東所沢駅から徒歩10分程度の場所になります。そこそこの距離があるので、バスなどで利用者を輸送するような形になるのかもしれません。
敷地の中は
- 工場エリア
- 文化エリア
- 角川武蔵野ミュージアム
- さくらタウン周辺エリア
に分かれます。
角川武蔵野ミュージアムの中でも象徴的存在になるのは、高さ8メートルの巨大本棚に囲まれる空間、本棚劇場です。ここには、KADOKAWAの刊行物のほかに、角川源義文庫、山本健吉文庫など個人所蔵の書物も並びます。
ダヴィンチストアはKADOKAWA直営の未来型ブックストアです。各ブロックにはそのテーマに合わせてイメージが膨らむような模型やオブジェも配置されます。
レストラン系は、誰でも利用することができる社員食堂である角川食堂のほか、JOYSOUNDの直営店、タリーズコーヒー、和カフェ「武蔵利久」などが出店される予定です。
この周辺は「新座→清瀬→狭山」と車で抜けていくときによく通ります。現在でも家電量販店やスーパーなどがあるエリアではあるのですが、さくらタウンが完成することによって、かなり賑わうのではないでしょうか。
【2020/05/16追記】
新型コロナウイルスのウイルスの影響で休業施設が増えていますが、とこほざやサクラタウンのオープン日も影響を受ける見通しです。7月下旬から10月をプレオープン期間として、グランドオープンを11月以降とする方向で報道発表されています。
【2020/09/05追記】
2020年11月6日グランドオープン予定です。下記のお店が出店する予定です。
- ニカケルサン
- 手打ちうどん さわいち&サクラブルワリー
- LOVE埼玉パークpresented by JCOM
- タリーズコーヒー
- 武蔵利久
- ダヴィンチストア
- りそなグループセルフプラザ
- ニューヤマザキデイリーストアー
- 角川食堂
【2020/10/25追記】
KADOKAWAのラーメン情報雑誌、ラーメンWalkerがところざわサクラタウン内にラーメンWalkerキッチンを11月6日にオープンします。全国の人気ラーメン店が出店する形になっていて、現段階ではグランドオープン時に麺や 七彩、2021年1月から真鯛らーめん麺魚、2021年2月から我武者羅の出店が決定しています。
【2021年5月19日追記】
所沢さくらタウンに行ってきました。こちらでレポートしています。
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