ドラマ「サ道」のヒットによるブームに伴ってサウナが混雑

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数年前まではサウナに入る人はそんなに多くなく、また入ったとしても一回程度の人が多かったかと思うのですが、最近はどこの日帰り温泉施設に行ってもサウナ室がいっぱいになっていることが多くなってきました。

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温冷交代浴

大ブームの背景は70度から90度に熱せられたサウナ室と冷たい水風呂の間を往復しながら交互に入る温冷交代浴がもたらす大きな身体と心のリセット力に気がついた人が増えたためです。サウナ、水風呂、休憩を繰り返すうちに最高のリラックス状態が出現します。サウナで血流や新陳代謝が活発になり、乳酸などの疲労物質が汗とともに排出、そのあとの水風呂で収縮した血管の血流が再び全身に巡り廻るようになることで起こると言われています。

 サウナに入るとデトックスで毒素が排出されるという噂がありますが、これは間違えのようです。人体で解毒をするのは肝臓や腎臓の役割で汗を出す器官には解毒の機能はありません。汗として排出されるのは水分、皮質、電解質などです。皮脂を排出することで加齢臭を抑える効果は期待できるようです。

肩こりの緩和や血圧の正常化といった効果も期待できると言われていますので、気になるところです。ただ、逆に高血圧の人や体調の悪い人がサウナに無理に入ると、逆に大きな事故につながる可能性もあるので注意が必要です。

ドラマ「サ道」も大注目

2019年の夏から秋に地上波で放送された「サ道」というドラマも人気に火をつける要因になりました。「ととのう」という言葉が有名になりました。

今までは銭湯やスパ施設の片隅にひっそりとサウナ室が存在していて、たまたま好きな人が楽しむだけというイメージだったのですが、今ではまったく需要が変わってきてしまいました。

これからオープンする施設ではサウナや水風呂のスペースを今まで以上に大きく取るところが増えてくるかと思います。

ただ、今でも日帰り温泉施設は乱立気味なので、これから増えるスパはそんなに多くないかもしれません。とすれば、すでにある施設でサウナのスペースを増築してもらうことですが、特に都会にある施設は拡張となると難しい場所が多いと思います。

郊外にある施設では改装する余地も多いと思うので、ぜひ改装を進めて欲しいと願っています。

3月7日はサウナの日

3月7日はサウナの日に指定されているそうです。日本サウナ・スパ協会加盟店の中で賛同している店舗では37歳の人と一緒に行った1名の人を無料招待しているそうです。対象店舗は同協会の公式サイトで案内されています。

公益社団法人日本サウナ・スパ協会のホームページ

これからもサウナの人気は衰えないのではないでしょうか。

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