新型コロナウイルスの対応は先手でも後手でも批判される政府は大変

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動への影響はまだまだ続いています。いったい、いつになったら昔のような生活に戻ることができるのか、まったく見当もつかない状況です。

 そんなこともあって、新型コロナウイルスの報道が毎日のように報道されていますが、政府は対策が後手を踏んでいる等、政府に対する風当たりもとても強くなっています。

 しかし、一昨日の小中学校、高校のお休みのお願いなど、先手をとった対応をすると、今度は発表が急だといった、これまた批判が繰り広げられます。

 国民の不満が溜まっていることは間違えが無いので、結局のところ、政府は先手だろうが後手であろうが何か対策を打てば文句を言われるような状況になってしまっていて、今ひとつ建設的な議論が進みません。

 クルーズ船の対応も船内隔離を2週間実施すると対策を発表した際には特に大きな異論を言わなかった人が、後になってから、あれは失敗の施策だったと足を引っ張るようなことばかり言っています。問題の最中ではなかなか最適な対策を導くのは難しいことですが、後になってから振り返れば、あーすれば良かったということを言う人は必ず出てきます。そのような振り返りは、振り返りとしてきちんと実施して、今度また大きな事案が発生したときに、対策をするための仕組みを残しておくことが一番大事なことです。過去のことを結果論で批判してもまったく建設的ではありません。

 マスコミも国民ももっと建設的に来るべきリスクに対してどう対応するのか、一人称で考えていかなければいけないのではないでしょうか。

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