最近、サブスクリプションサービスがとても流行っています。毎月、一定料金を支払うことでサービスを何回でも利用することができる仕組みです。動画配信サービスや音楽配信サービス、そして雑誌の配信サービスなどがサブスクでは有名ですが、自動車のサブスクサービスなるものまで現れてきています。
いくつかの会社が自動車のサブスクサービスを始めているのですが、ホンダが2020年1月に開始した中古車サブスクサービス(ホンダマンスリーオーナー)が出足好調だと日経の記事で報道されていました。このサービスは月29800円を支払うと、税金やメンテナンス費用、自動車保険料などすべて込みで中古車を利用することができます。当初は埼玉県和光市の中古車販売店限定でサービスを開始したところ、用意していた13台はすぐに予約で埋まってしまったそうです。
2月末時点ではすでに25台にまで車の台数を増やしました。このうち23台は予約済みとなっています。調べてみると、2020年3月2日現在でもサービスを行っているのはホンダU-Select城北に限られるようです。場所は笹目橋通り沿いでよく見かける販売店でした。都営三田線、西高島平駅から歩いて8分の場所になります。
会員登録時には本人名義のクレジットカードと運転免許証の画像が必要になります。車種を調べてみると、フリードハイブリッドが1ヶ月49800円、フィットハイブリッドが月49800円、N-BOXが月39800円、N-BOXが29800円からとなっていました。
トヨタのサブスク、KINTOは3年間にわたって同じ車に乗り続けることが条件になるので、マイカーを購入するのにほぼ近しいサービス内容になっています。ホンダは1ヶ月単位という短い期間に設定したことで差別化をはかっています。
こちらがホンダマンスリーオーナーの公式サイトです。
【2020/04/15追記】
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出禁止の要請が行われていますが、どうしても外出しなければ行けない人に中古車を無償で期間限定で貸し出す取り組みをガリバーが行うことが報道されていました。社会貢献活動としても良い取り組みだと思います。
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