今日の日経新聞電子版で楽天の携帯は大容量で月2980円になるという報道がありました。容量の上限を無しにするということも考えているようです。この料金が本当であれば他の三大キャリアと比較しても半分以下の価格となるのでインパクトのある価格となることは間違えないです。ただ、上限を無しにすると無茶な使い方をする人も出てきて回線を圧迫してしまうので、上限は設けるべきではないかとも思います。
楽天の自社回線網による携帯電話は元々は2019年10月に本格的にサービスを開始する予定でしたが、基地局の設置工事の遅れなどにより、無料サポータープランが5000名、東名阪地区在住者限定で行われました。現在は利用者の上限を増やしていますが、まだ本格的なサービスは提供できていません。
基地局の設置工事については、2月中旬の時点で東京23区、大阪、名古屋を中心に3300以上が設置できたようです。これにより、3月末の目標数である3432を達成できる見込みと紹介されていました。
楽天としては自社の基地局がない場所における通信はKDDIの回線をローミングで借りる形になります。楽天のお客さんがKDDIのネットワークを使って1GBの通信をすると、楽天がKDDIに465円を支払う契約になっていると日経の記事で紹介されています。基地局が全国に整備できないと、KDDIに支払う費用も高くなるので、楽天としては設備設置費用とのダブルパンチで財政を圧迫する形になります。
したがって、今回も東京23区、名古屋、大阪在住者限定、期間も限定されたキャンペーンプランとして2980円を押し出すということではないかと予想しています。
私自身は楽天モバイルのMVNOを利用して、いつでも楽天のMNOに乗り換える覚悟はできているので、今後の動きが非常に気になっています。
楽天の携帯電話料金については、本日、公式な発表が予定されています。どんなものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。
【2020/03/04追記】
ほぼ、事前にリークされていた通りの内容で楽天から正式な発表がありました。
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