最近、楽天のサービスをはじめとして、携帯電話サービスに関する報道が多くなってきましたが、今度はソフトバンクから5日に5Gサービスに関する発表がありました。サービスの開始日は3月27日となります。なおサービスが受けられる場所は日本全国ではなく、現時点では東京、大阪、愛知などの7都府県の一部地域に限定されます。
日本国内の大手携帯電話会社で5Gサービスに関してサービス開始時期や料金などを発表するのはソフトバンクが初めてになります。従来、ソフトバンクは発表をできるだけ遅らせて、他社の発表内容よりもお得なプランを発表するパターンが多かったと思うのですが、今回はまったく逆になりました。
ソフトバンクの5Gサービスの料金は現在の4Gサービスに対して5G基本料として月額1000円を追加することで利用できるようになります。
5Gでは通信の実効速度がこれまでの4Gと比較して100倍早まります。問題はこの100倍も速くなった帯域をどんなサービスで利用するのかということになります。少なくとも動画を見る程度の用途であれば従来の帯域で十分だったので、5Gを使うほどではありません。仮想現実、各超現実、自動運転、遠隔医療等の用途が考えられますが、一般利用者からみて、これらの要素で追加で1000円を支払ってでも5Gの回線を使いたい気持ちになれるか否かがポイントです。
今後、KDDIやNTTドコモもサービスの詳細を発表することになりますが、どんな内容になるのか、気になるところです。
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