新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府や東京都で在宅勤務の実施が呼びかけられています。もちろん、会社でも呼びかけが行われているため、在宅勤務を実施してみました。
通常、会社のパソコン上でできる仕事は、そのまま自宅でもできる環境があります。したがって、資料作成やメールの授受程度であれば、何も不自由なくできます。以前であれば考えれば信じられないことですが、仮想化技術の進歩と自宅にブロードバンド回線があることによる効果が大きいと思います。
また、今回は自宅でのテレビ会議にも初トライしてみました。iPadにZoomというアプリケーションを入れて起動、メールアドレスやパスワードなどを設定して、セキュリティ強化のための対応などをするだけで、すぐに利用可能になりました。
テレビ会議というと恐れ多い感じがしますが、このZoomというアプリは非常に直感的に操作できるように工夫されていて、多分こんなことができるだろうと思ったことは間違えなく機能が見つかります。
利用制限のある無償のライセンス、そして有償のライセンスがありますが、他の人が開催してくれた会議に参加することしかしていないので、今ひとつこのライセンスの違いをどう意識して対応すればよいのかは分かっていません。指定されたIPアドレスのようなIDとパスワードを指定するだけで会議には参加することができます。
また、バーチャル背景機能というのが便利です。カメラで写った光景のうち人とそれ以外を自動的に切り分けて、背景だけを指定した写真に置き換えることができます。この機能、なかなか精度高く動作してくれるので侮れません。
自宅の部屋の中を片付けなくとも何とかなることは確認できました。ただ、何かの拍子に部屋の中が写ってしまう可能性は否定できないので、片付けておいたほうがベターです。
向こうの画質もとてもきれいで音声も全く問題ありませんでした。普通に話し合うことができます。
在宅勤務を通して、今までなんとなくハードルを感じてきていたことが、実はさほどのハードルでなかったことがよく分かりました。今回の騒動を受けて同様に感じている人がものすごく多いのではないかと思います。
今後、新型コロナウイルスの感染が一段落したあとも、働き方を変えていこうという機運が一気に盛り上がるのではないでしょうか。
【2020/08/04追記】
緊急事態宣言は解除されましたが、この7月くらいからは新規の感染者数が大きく増加傾向で、沖縄などの地域では県独自の緊急自体宣言をするような状況になっています。政府は旅行業界の窮地を救うために、Gotoキャンペーンを実施していますが、東京都へ行く旅行と東京都から出発する旅行はキャンペーンから対象外にされてしまいました。
そんな状況の中で政府からは各企業に対してテレワーク率を上げるように要請が出ています。私自身も週に二回はテレワークを実施しています。会社のOA環境はセキュリティを担保した上で自宅などからでも利用できますし、テレビ会議もzoomで不自由なくできるので、自分自身の作業としては大きな支障は発生していません。
2020年代は働き方や人の価値観が大きく変わるのではないかと思います。
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