電気製品を作っているシャープが、世界的に不足しているマスクの製造をすることに2月28日に名乗りをあげて、3月24日からは製品の出荷を始めることが報道されていました。最初のうちは出荷するマスクは政府へ納入されていました。
意思決定から出荷まで、わずか1ヶ月という短期間でマスクの安定的な供給ができるようになったことになります。シャープの三重県にある多気工場というところで製造ラインが作られました。使用されていないクリーンルームがあったため、その部屋を有効利用した形になります。
そして、個人向けにマスクを販売することもアナウンスされました。気になる値段ですが、50枚入りで税抜2980円、送料は全国一律660円です。佐川急便での配達になるそうです。支払いはクレジットカードのみの一択、一人限定1箱のみの注文しかできません。また、一箱購入したら3日間は再購入はできないという制限も付いています。買い占めを防ぐための対策です。
値段は1枚あたり60円とお世辞にも安い価格というわけではありません。やはり新規にラインを作って開発を始めた初期投資を含めて回収しようとすると、このような単価で販売せざるを得ないのでしょう。
発売から5月10日までは毎日午前10時頃に在庫を補充します。注文確定後2日間から7日間ほどで届けられる形になります。ただ、一日あたり、どの程度の商品数が個人販売向けに割り当てられるのかは発表がありませんでした。当初の生産量は1日あたり約15万枚、増産をして1日当たり50万枚を目指すという発表もあったため、そのうちどの程度の枚数が個人あてに回るのかが気になるところです。
販売されるサイトはこちらの、SHARP COCORO LIFEのサイトです。
4月21日(火曜日)の午前10時が最初の販売ということになりますが、注文が殺到する形になると思いますので、サイトのピーク性能が足りるのか否かが気になるところです。
他にも政府が実施した「マスク生産設備導入支援事業費補助金」の公募に応じ、マスク製造ラインの増設や新設をした企業があるとのことで、全部を合計すると1ヶ月あたり4566万7500枚増えるそうです。全国民が毎日1枚ずつ消費すると仮定すると、毎日1万枚、1ヶ月で30万枚必要な計算になりますが、少しでもドラッグストアなどでの在庫が復活するようになると良いと思います。
【2020/04/21追記】
シャープのIoT家電がダウン
予定通りに午前10時からシャープではマスクの販売をオンラインサイトで始めましたが、アクセスが殺到した 結果、閲覧ができない状態になってしまったそうです。十分に事前に想定できた事態ですが、対策が甘かったのでしょう。
また、同じ頃にシャープ製のIoT家電の一部機能が利用できなくなってしまったという報告も上がっています。認証等、どこかの基盤で同じものを利用しているのでしょうか。
午後2時過ぎにシャープ製マスク販売サイトにアクセスしたところ、接続することができませんでした。
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