原油価格とともにガソリン価格が下落

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新型コロナウイルス感染拡大に伴う原油の需要が減少していることに伴い、原油価格が低下しています。

この原油価格の大規模な下落に伴い、先日、楽天証券では、今まで見たこともないような怖くなるようなお知らせが掲載されていました。

【重要】原油価格の大幅な相場下落についてのご注意(国内株式、ETF、信用、先物取引)

※注意喚起のため、全てのお客様にお知らせしております。
4月20日の米国市場においてWTI原油価格の受渡しが近い期近の取引価格がマイナスとなる異常事態が発生致しました。これに伴い、原油先物チャート表示に一部不具合が発生しております。
この度の原油価格の急落により、その他の市場やマーケットに動揺が拡大し、株式市場等においても急激な価格の変動が生じる可能性があります。
ご自身の保有されている銘柄等の値動きには十分にご注意いただきますようお願い申し上げます。

価格がマイナスになるということは、原油を買うと原油とともにお金が貰えるという異常状態です。原油の在庫がだぶついてしまうと、格納しておく場所の確保すらままならなくなってしまうということなのでしょう。

幸いなことに昨日の原油の取引では値段が上がったようなので、もしかすると多少の歯止めがかかるかもしれませんが、まだ油断できない状況です。

この原油価格の低下に伴って、ガソリン価格も安くなっています。1リットルあたり120円前後で販売しているスタンドもあるようです。新聞報道によると、2年9ヶ月ぶりの低水準になっているようです。国内で現時点で販売されているガソリンは以前仕入れた在庫分だとすると、原油の低価格水準が続けば、もう1段階のガソリン価格の下落もあるのかもしれません。

以前であれば、ガソリンが安くなると、車で移動するコストも安くなったので嬉しかったのですが、現在は外出する機会そのものが減ってしまったので、ガソリンが安くなっても素直には喜べなくなってしまいました。

以前のように自由に外出したり、自由に旅行に行けるような雰囲気に社会が戻るためにはまだまだ時間がかかると思いますが、少なくとも繁華街での人出は顕著に減っていますので、5月6日には感染傾向の縮小という大きな成果が出ることに期待したいです。

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