楽天ひかりに乗り換えてから、しばらくは良かったのですが、案内に従って回線速度を増速してもらったところ、夜になると、回線速度が下り1Mbps以下まで落ちてしまい、動画を見たりすることさえ出来ないひどい状況になっていました。
大幅改善
今年の一月末ごろに楽天ひかりの窓口に状況を説明して改善のお願いをしてあったのですが、3ヶ月が経った4月29日の昭和の日に気がついてみると回線速度が大幅にアップしていました。
いつもであれば遅くて使い物にならなくなっている午後9時に測定したところ、下り94.6Mbps、上り111.2Mbpsという大変に素晴らしい回線速度をマークしています。
これだけの回線速度があれば、動画を見ていても不満に思うことはありません。楽天ひかり、またはNTTのどちらかが何らかの対策を打ってくれたのでしょうか。特に窓口からは連絡がありません。
6月のIPv6導入まで待たなければいけないのかとも思い始めていたときなので本当に良かったです。
この速度が今後も継続して出ることを期待します。また、今後の状況も変化があったらレポートします。
【2020/05/02追記】
相変わらず、回線スピードが早いです。一時的に早くなっていただけで、また直ぐに元に戻ってしまうことを恐れていたのですが、今のところは大丈夫なようです。
午前11時半の計測で、下りが115.6Mbpsでした。「インターネットは非常に高速です。このインターネット接続では、同時に複数のデバイスでのHD動画のストリーミング、ビデオ会議、ゲームを処理できます」と判定されていました。
原因判明
早くなった原因が分かりました。2020年6月サービス開始としていたIPv6高速インターネット接続サービスを4月20日から順次先行リリースを開始したそうです。4月26日までには全利用者が高速インターネット接続サービスが利用できるようになったようです。5月3日なってメールで連絡がありました。
自分でルーターの設定を変更しなければいけないようなのですが、なぜか触らなくても早くなっています。また、私が使っているルーター、NETGEAR WNDR4300、NTT RT-S300SEは対応機種にラインナップされていないのですが、なぜか早くなっています。不思議です。
【2020/05/03追記】
調べているうちにやっとカラクリが分かりました。私の環境では、IPv6のサイトには高速につながっていますが、IPv4のサイトへのアクセス速度は遅いです。
これはルーターがIPv4の情報を仮想的にIPv6のネットワーク上に載せる機能に対応していないためです。DS-Liteという、まるでゲーム機のような名前の機能です。
アクセススピードをテストするサイトはIPv6対応でしたので、速い速度が出ていました。IPv4のスピードテストもできるサイトで確認するとこちらは遅かったです。
DS-Liteに対応したルーターは5000円程度から売られているので、買い替えを検討します。
【2020/05/26追記】
速度アップしてから一ヶ月ほどが経過しますが、相変わらず高速な環境を維持してくれています。まもなく6月なのでIPv6高速インターネット接続サービスも先行サービスから正式サービスの位置づけになるはずです。セットアップ時に自動的に対応できるようになるのではないかと期待しています。
【2020/11/29追記】
IODATAの無線LANルーターを購入してRT-S300SEの後段に接続したのですが、残念ながらDS-Liteによる接続は不安定になることがありました。そこでホームゲートウェイをRX-600MIに交換したところ、今度は安定して接続ができるようになりました。こちらで紹介しています。
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