今年は夏が近づくと電気工事のお店に工事の依頼が集中して、エアコンの工事などを依頼しても、取り付けまでに非常に時間がかかるようになるかもしれないと言われています。例年であれば、4月から徐々にエアコンの工事依頼が販売店に出てくるのですが、今年は5月下旬まで緊急事態宣言が出ていた関係でエアコン工事の依頼が例年よりもずっと少ないそうです。
したがって、これから緊急事態宣言が終わって、人々が街に出るようになると、家電量販店でのエアコンの注文も徐々に増えて、気温が上がってくると工事の申し込みが殺到するのではないかという危惧です。例年も4月から申し込みが増えてくるとは言っても、やはり7月にピークを迎えます。今年はこのままだと7月のピークがより高くなってしまい工事スケジュールに大きな影響が出るかもしれません。
また、今までであれば自宅のエアコンが壊れたら、近所の図書館やショッピングモールなどに逃げ込むという作戦がとれましたが、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、密を避けるために推奨できない行動になるかもしれません。エアコンが壊れた家の中でSTAY HOMEをしていると、熱中症にかかってしまうリスクがあります。熱中症の発生は室内での発生が全体の3割以上を占めています。
エアコンの試運転
現時点ではエアコン設置工事も受け付けてもらえるので、エアコンの試運転を早めに終わらせましょう。試運転は普通通りに運転して、ファンが回って風が出ていること程度の確認ではNGです。
設定温度を18度(運転モードは冷房)にして、約10分間程度、冷房運転を実施し、しっかりと冷風が出てきていることや異常を示すランプが点滅していないこと、異音や異臭がないことを確認してください。また、
- ブレーカーが落ちていないこと
- 電源プラグにホコリが溜まっていないこと
- リモコンの電池残量
- フィルターの汚れ
- 室外機の上や周りに物がないこと
- 排水ホースは下向きにする
といったチェックも推奨されています。
ダイキンでは少なくとも6月上旬までの試運転を推奨しています。ぜひ、早めの試運転をお勧めします。
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