楽天モバイルがオリジナルスマートフォンである「Rakuten Mini」を楽天の回線サービスである「Rakuten UN-Limit」を契約することを条件にして1円で販売することを発表しました。1円で購入できるのは「Rakuten UN-Limit」とRakuten Miniをセットで申し込みをする人だけが対象1人1回までです。新規契約、MNP、楽天モバイルのMVNO回線からの変更でも購入できます。(無料サポータープログラムからのプラン変更は対象外)
Rakuten Miniが実質1円
現在、「Rakuten UN-Limit」自体も回線サービス利用料が1年間無料となるキャンペーンを実施していますので、1円と回線契約の事務手数料(3300円)を払えば回線と端末が入手できることになってしまいます。しかも事務手数料相当額分はポイントで還元がある(Rakuten LinkアプリでのSMS認証が条件)ので、実質は1円というとんでもない状況です。
Rakuten Miniはおサイフケータイを実現するFericaを搭載しているスマホの中で世界最小、最軽量とされています。画面サイズは3.6インチ、重さ79グラム、RAMは3GB、バッテリーは1250mAh、テザリングは最大で8台まで、当初は税込み2万1800円で販売されてきました。したがって、すでに2万1800円を支払ってRakuten Miniを入手した消費者からは、かなりの不満の声が出るのではないかと思います。
今回のRakuten Miniが1円になるキャンペーンは6月17日(水)午前8時59分(ショップでの購入は6月16日閉店)申し込み分までに限られます。Rakuten UN-Limitが1年間無料で利用できる先着300万名については、現在どの程度の契約数までいったのか、数値が発表されていませんので、いつまで無料の対象になるのかは判りません。
Rakuten UN-Limitを利用するためには対応したスマホを準備しなければいけないというのが一つのハードルになっていましたが、今回のキャンペーンによってどこまで契約者数が増えるのか
肝心のRakuten UN-Limitのサービスエリアですが、公式サイトのマップが5月21日版に差し替えられていました。確かにエリアは広がっていますが、このゴールデンウイーク明けから圧倒的に広がったというところまではいっていません。すでに、基地局設置の契約まで終わっている場所が相当数あると説明されていたので一気にエリアが広がったのではないかと期待していたのですが、やはりそう簡単ではなさそうです。
【2021年2月5日追記】
現時点では、Rakuten Miniの取り扱いは終了して、Rakuten Handという新しい機種が投入されました。
こちらも実質無料という形になったので、回線利用申込者の急増に伴い売り切れ状態になっています。
現時点では、Garaxy A7が実質0円で販売されています。
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