埼玉県の小川町にある小川カントリークラブの運営会社が民事再生法の適用を申請したことがNHKで報道されていました。
関越自動車道の嵐山小川インターチェンジからのアクセスもよく、都心からは行きやすいゴルフ場の一つではあったのですが、ゴルフ人口が徐々に減る中で今回の新型コロナウイルスで人出が減る苦難も重なり、資金繰りに行き詰まったとのことです。
帝国データバンクによると、新型コロナウイルスの影響でゴルフ場が経営破綻するのはこれが初めてとのことですが、今後、他のゴルフ場に波及するようなことがあると大変です。
今後は営業については従来どおり行っていくため、現在予約している分については特に問題なくプレーすることができ、また今後の予約も通常通り受け付けるとしています。
小川カントリークラブは昭和39年に設立、昭和41年のオープンで、全部で27ホールあります。
1980年代には会員権が2000万円以上で取引されていたこともあるようですが、最近では8万円で売り希望が出ていることが確認できました。名義変更手数料は50万円と会員権の売買サイトで紹介されていました。会員権の扱いがこのあとどうなるのかは分かりません。
再建に向けて支援する企業が今後どうなるのか等、気になります。
【2020/08/23追記】
現時点でも営業は継続しています。
小川カントリークラブ – 小川カントリークラブの公式サイトです。 東京から50分・武蔵野丘陵の自然を満喫できる27ホール。初心者の方から、シングルプレーヤーの方まで充分お楽しみいただけます。 レストランでは季節ごとにメニューを入替えリーズナブルな価格にて料理を提供しています。
まだ、今後の再建に向けての方策については公式サイトでは発表されていないようです。
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