都立霊園では一年に一回(今年の2020年は7月7日まで)、各区画の募集をします。今回はインターネットを使って、一般埋蔵施設の申込みをしました。一般埋蔵施設というのは普通にお墓をたてるための場所になります。
多磨霊園は拡張は実施されていないので、管理費が未納になった場所などを使って申込みを受け付けています。したがって、需要量に見合うだけの供給ができないので、昨年であればお墓の種類によって1倍少しから30倍ほどのお墓まで競争率が高くなっていました。
都立霊園というと安いのではないか?と普通は思うのですが、最初にかかる墓地の費用は周りの民間霊園と比較して高いと感じることが多いかもしれません。民間霊園が1平米ほどの面積から扱っているのに対して、都立霊園は小さい区画でも1.8平米ほどあるためです。また、以前は都立霊園は安かったようですが、石原都知事のもとで民間霊園並みに価格の値上げがあったという話しも聞きました。
公園墓地
それでも、多磨霊園を実際に見学してみると、とても広い敷地に公園のように緑化された区域がたくさんあって、また公営なのでお墓の経営という面でも安心できることから、多磨霊園に申し込むことにしたしだいです。
ただ、もしも運良く都立霊園の募集に当選しても、すぐにはお墓をたてることはできません。早くても、来年になってからの納骨になります。したがって、それまでは骨壷をとこに保管しておくか決めなければいけません。
もちろん自宅に保管しても良いのですが、必ずしもいつも冷暖房をかけられるわけでもないですし、地震などがあった際に骨壷が割れるようなことがあってもいけないので、都立霊園の一時収蔵施設に預かってもらうことにしました。
一時収蔵施設
利用にあたっては、こちらの公式サイトの条件を満たしている必要があります。
多磨霊園には「みたま堂」という場所があるのですが、ここの一部が一時収蔵用に割り当てられています。ここに預けることにしました。お墓をたてるまでの一年間の間、預かってもらうことができます。万が一、お墓の場所が見つからなかったり、お墓を作るのが間に合わなかった場合は、一年単位で更新することで、最大で5年間までは預かってもらうことができます。
事前に管理事務所に電話をして、管理事務所で手続きをする日を決めます。仕事の関係で日曜日の午前中で予約しました。その後、管理事務所から当日必要な書類や一時収蔵施設利用の条件、注意事項等が書かれた書類を送ってきてくれます。
手続きのために管理事務所へ
ここで指定された住民票などを準備て、当日指定された時間に多磨霊園の管理事務所へ行きました。多磨霊園はとっても広いので、管理事務所の場所自体を事前に確認しておいた方が良いです。公共交通機関では、中央線の武蔵境駅から西武多摩川線に乗り換えて多磨駅で降りて徒歩5分ほどです。
今回は車で行きました。東八道路の府中運転免許試験場の向かい側になります。園内は車のままで入ることができます。園内は特別に駐車場があるわけではないのでが、道が広いので、お墓に近いところに車を停めてお墓参りをしている人が多いです。バス通りと呼ばれている、本当に路線バスが走っている通りが園内を南北に貫いているのですが、この道で南に行って、南端あたりで左折して管理事務所の近くに行きました。
管理事務所の近くにはロータリーがあり、そこに車を停めている人が多いです。運良く空いているところがありましたので、そこに停めて管理事務所へと行きました。手続きにかかった時間は20分ほどです。申込書の記入などをしました。職員さんが非常に親切に教えてくれます。
手続きが終わると、みたま堂まで案内してもらえます。入口正面から入って、右手方向へ進みます。(反時計回りの一方通行です)
建物の中に入ったところのロビーからエレベーターまたは階段で地下に下りるとこんな空間になっています。
真ん中にあるのは噴水です。水が湧き出ています。周りの壁になっているところの裏側にロッカーがぐるっと取り囲むように設置されているようです。一時収蔵は一番低い場所に割り当てられていました。
今度は都立霊園の申し込み結果を待ちたいと思います。
当選!
8月20日に東京都で抽選会が開催されたのですが、無事に当選しました。
価格の面積の目安は決まっているのですが、まだどの区画が割り当てられるのかは現時点ではわかりません。
今後の案内を待ちたいと思います。
多磨霊園にお墓みを建てる
当選してからの対応はこちらにまとめました。
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