8月末に閉園する練馬区のとしまえん跡地に、以前からハリーポッターの施設ができるのではないか?と報道されていましたが、とうとうその建設が正式に決定したことが報道されました。
ワーナーブラザース会長兼CEOのアン・サーノフ氏からは、「ハリーポッターを日本で展開できることをうれしく思います。としまえんは緑地の美しい観光地として定評があり、建設場所として理想的な環境を備えています。地域環境との調和を大切に実現できることを楽しみにしております」とコメントを寄せています。
伊藤忠商事、ワーナーブラザーズ・スタジオツアーズ、ワーナーブラザーズ・ジャパン、西武鉄道などで、としまえん遊園地内の一部敷地でハリーポッターの施設を共同開発する契約を締結したことを発表しました。(一帯のエリアは都市計画公園、練馬城址公園として整備区域に指定されています)
新しい施設の名前は、「ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター」です。としまえん跡地に東京都がすすめている公園整備のプロセスに合わせて建設します。
広さは3万平方メートル
施設の広さは約30,000平方メートル、敷地内に設営されるサウンドステージおよびバックロット内の展示スペース見学にかかる所要時間は約半日です。入場チケットは館内が混みすぎることがないように、快適な入場人数になるよう調整して販売されます。
ハリーポッターの映画セットなどでその世界観を楽しむことができる今回のスタジオツアー東京はロンドンの施設に続いて世界で2番目となるようです。
ということは、ユニバーサルスタジオジャパン内にあるハリーポッターの施設とは全く違うタイプのものなのでしょう。
ロンドンの施設の方を調べてみると、ホグワーツ魔法魔術学校の大ホールの巨大セット、ハリーが最初に住んでいたプリペット通り4番地の家にある階段の下の部屋、実物大のホグワーツ・エクスプレスなど、映画の中で印象に残っているシーンのセットが組まれているようです。見所がたっぷりのようで、ロンドンの視察はチケットも取りにくいことが紹介されていました。日本でも人気が出るのではないでしょうか。
ちなみにロンドンのスタジオツアーは2012年に開園、すでに1400万人以上が来場しています。
入口前のスペースは特別に作られた映画に登場する魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアを計画しているので、地元の人も来場者も楽しむことができるとPRしています。
2023年前半のオープンを目指して今後の整備が進められる予定です。
【2022/12/01追記】
2023年夏にスタジオツアー東京が開業予定
ワーナーブラザーズスタジオジャパンが手掛けるワーナーブラザーズスタジオツアー東京 メイキングオブハリーポッターが2023年夏の開業を目指して建設されています。
この施設では、映画「ハリーポッター」や「ファンタスティックビースト」シリーズの制作の裏側を体験できるウォークスルー型のエンターテイメント施設です。
2012年に開業したイギリスのスタジオツアーロンドンについで世界で2番目の施設です。ロンドンの施設はすでに1600万人の方が来場していて、いまだに予約困難な人気施設になっています。
としまえん跡地の施設は、当初、広さは3万平方メートルと報じられていましたが、東京ドーム二個分の約9万平方メートルとなるようです。映画でたびたび登場する大広間や魔法界へと続く9と3/4番線のホグワーツ特急、ダイアゴン横丁、ホグワーツの動く階段のエリアにある肖像画の前で自分たちの姿を撮影すると実際に動く肖像画になるインタラクティブなアトラクションなどの体験を楽しめます。
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