先日、東大和駅近くの青梅街道を車で走っていると有楽製菓の東京工場に併設された工場直売店があるのを見つけました。広い駐車場もあったので、そのまま寄ってみることにしました。
有楽製菓はブラックサンダーを作っている製菓会社です。新型コロナウイルス対策で同時にお店の中に入ることができる人の数は2人までに制限されていました。したがってお店の前には4組ほどのお客さんの待ち行列ができています。
直売店の斜め向かいにバイク屋があるのですが、なんだかバイクの空ぶかしを連続してやっていて非常に煩いです。近所の方から苦情が入るのではないでしょうか。
こちらの直売店でも東京ブラックサンダーという大袋(ビッグシェアパック)に入ったものが700円で販売されていました。
東京ブラックサンダーは東京銘菓、常盤堂の雷おこしとブラックサンダーがコラボした商品です。2013年から東京土産として販売していましたが、2017年にリニューアルをしました。食べてみましたが、中身はサクサクとしていて本当に雷おこしです。チョコレートのトロトロ感とのハーモニーがなかなか良かったです。
こちらはデラックスミルクチョコレートが20%引きで3200円です。
他には白いブラックサンダーもあります。
割れチョコミルクマシュマロです。
ハーフサイズもありました。
バニラソフトクリームも買いました。150円です。ブラックサンダーをおまけで付けてくれました。濃厚で美味しいソフトクリームでした。
東京ブラックサンダーも買いました。
一つあたり、48キロカロリー、ゴルフでラウンドしている時にお腹が空いた際にちょっと食べるのに良さそうです。
売店で販売されているものは比較的値段が安いものが多くて、リーズナブルな雰囲気でした。また、青梅街道を通る機会があったら寄りたいと思います。
【2020/11/10追記】
発売から10年間は全く売れなかった
Yahoo!ニュースを見ていると、有楽製菓のマーケティング部課長の方がインタビューに答えている記事がありました。
ブラックサンダーが発売されたのは25年以上前の1994年です。一個30円という価格は当時のターゲットだった子どもには高すぎたのかもしれないと振り返っています。あまりにも販売数が伸びなかったので、一年間は販売を休止していた時期もあったそうです。
その後、2003年にキャッチコピーやパッケージデザインを変えて、2006年に生協の白石さんのブログに掲載されたこと、および2008年に体操の内村航平選手がブラックサンダーは大好物だと発言したことなどをうけて、販売数が伸びていったと紹介されていました。
売れ行きが悪くても10年間は頑張ったというのは凄いことだと思います。
【2024/09/29追記】
ブラックサンダーが30周年
ブラックサンダーは30周年を迎えました。
フジテレビのMr.サンデーではブラックサンダー特集を実施していました。販売数が伸びなかったときに九州の一部地域では人気があり、「なぜ、発売中止にするのか?」と抗議の声があったことが販売存続の道になったということでした。
また、この地域では中秋の名月の日に子どもたちが家家を周り、お菓子をもらって回る風習があり、ここでブラックサンダーが配れていたのが人気に火がついた秘密ではないかということです。
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