先日、多磨霊園の一般埋蔵施設が当選したので今度は石材屋さんの情報を集め始めました。都立霊園では指定石材店制度はありません。当選した人が自分で石材屋さんを探さなければいけません。一番手軽なのは霊園のそばにある石材屋さんに相談することでしょう。ただ、ちょっと色々なデザインや価格帯がどうなっているかは先に知りたいところです。
インターネットで個人の方の生の声を探してみたのですがあまり情報が見つかりません。(石材屋さんのサイトに個人のレポートが載っている場合もあるのですが、生のレビューも知りたいところでした)
まだ、具体的な区画が割り当てられたためではないので、一般的なカタログやパンフレットの収集からです。順番としてインターネットで具体的な情報を公開しているところから最初に取り寄せました。
石屋千鳥
福岡に本社があり、全国的に営業所を構えている会社です。しかし東京には営業所がないようで、関東圏では茨城が近いようでした。実物を見に行こうと思ってもちょっと遠いのが気になります。
カタログは他店よりも薄いですが、デザインが優れたお墓がたくさん掲載されています。ただ、ホームページには90万円よりとか、45万円よりといった価格の目安が書かれているのですが、カタログには価格の目安が書かれていません。
希望デザイン、予算、敷地面積を伝えると、見積もりと図面を作ってもらえるようです。ただ、価格の明示がなく、こちらから予算を先に伝えるというのも、ちょっと気が引けるので、少し優先順位を落とそうかと思っています。
鎌倉墓石
株式会社石長という歴史のある会社が提供しているブランドです。鎌倉市のふるさと納税にも採用されているので、信頼性が高い会社なのではないかと思っています。カタログには全墓石に標準価格が明示されていますので安心感があります。また、デザインが優れている墓石も多く種類が豊富です。
墓石相談申込書が添付されていますが、こちらの予算を確認するような項目はありませんでした。鎌倉に店舗があり実物の確認がしやすいこともメリットです。こちらの相談の優先順位は上げたいと思っています。
イオンライフ
カタログが一番薄かったです。カタログよりもホームページの方が情報量が多いので、あまり取り寄せた意味がありませんでした。和型墓石が三種類、洋型墓石が三種類載っていました。それぞれ価格の目安が載っています。基礎工事費用、石積み工事費用、免震施工、文字彫刻、写真付工事報告書、10年保証が含まれていると表示されているのは安心感があります。
コールセンターの電話番号は載っているのですが、店舗で実物を確認できるのかどうかはよく分かりませんでした。下で紹介する「まごころ価格ドットコム」と業務提携をしているようです。
こちらは優先順位高めで相談しようと思います。
美郷石材
八王子に本社がある会社です。墓石展示場や仏壇ショールームもあり実物の確認もできそうです。カタログとともに幾つかの具体的な見積もりも一緒に同梱してくれていて、一番、価格のイメージがしやすいことは良かったです。
石材の違いについても詳しい説明があり大変に参考になりました。
メモリアル石材の金宝堂
千葉県野田市に本社がある会社です。仏壇屋さんが始まりでインターネットを活用した事業で伸ばしてきたような沿革でした。カタログの量はとても多いです。電話帳ほどの厚さがありました。区画を自分で実測するためのメジャーや石材のサンプルまで送ってきてくれました。
石材のサンプルは北大青、G623、インドM-10の3つが同梱されています。吸水率の違いや色な変わり方も実感できます。こちらのサンプルの中では色合いや石質などから北大青が一番気に入りました。
こちらが面白いのは、墓石の価格が四つの価格帯で統一されていることです。
まごころ価格.com
実はイオンライフはこのまごころ価格ドットコムと提携しているようです。カタログはとっても厚かったです。バインダー形式で実測用のメジャーも付いています。
全商品に価格が明示されていて安心できます。イオンライフとは面積の表示が違うので同じ墓石でどちらの価格が安いのか直接は比較できませんでした。イオンライフと比較するとこちらの方が圧倒的に墓石の種類が多いです。
時期柄、zoomを使ったオンライン商談ができるところが先進的でした。
少し不安なのは届いたメールがgmailの迷惑メールフォルダーに振り分けられてしまったことです。gmailが迷惑メールと学習するほどとなると何があったのか心配に感じています。
【追記】
結果として、「まごころ価格ドットコム」でお墓を建てました。こちらで詳細をレポートしています。
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