デジタル庁の創設とマイナンバー

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菅官房長官が自民党総裁に就任することが決まり、衆参両院で承認を得られれば首相就任することになります。その菅氏が表明しているのが、デジタル庁の創設です。首相就任後に直ちに関連法案の取りまとめに着手する方針を明らかにしています。

このデジタル庁ができることにより、官庁の縦割りを打破し、最終的にはマイナンバーカードがあれば役所に行かなくても24時間365日、行政手続きができる方向にしたいと語っています。また、各省庁に分散しているデータを統合して柔軟に利活用できる仕組みを築く考えがあるとITmediaでは報じています。

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マイナンバーカードの保有率は19%

現在のマイナンバーカードの保有率は約19%です。本当はこの9月から始まっているマイナポイントを通じてマイナンバーカードの保有率を高めたいところですが、思ったよりもマイナポイントのことは話題になっていないように感じます。

来年度からは健康保険証がマイナンバーカードに

2021年4月からは健康保険証としてマイナンバーカードが使えるようになります。当時、菅官房長官が厚労省に働きかけを行ったとき、かなり強い抵抗があったけれども何とか協力して貰えるようになったと会見で語られています。

デジタル庁の行方

今後、間違いなくデジタル庁創設に向けた動きは加速していくものと思います。各省庁に横串を通してデジタル化を推進していくミッションとしている組織なので、高い権限と責任が必要です。また、セキュリティの確保など、国民の財産を守る視点でも高い専門性が必要です。徐々に構想が明らかになっていくものと思いますが、かなり注目度の高い政策だと思います。

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