中央線における人身事故などのトラブルの頻発

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JR中央線は東京都内を高尾から東京まで東西に結ぶ基幹となる路線ですが、最近になって事故による運転見合わせが増えてきました。11月12日(木曜日)の朝6時55分に三鷹駅で発生した人身事故の影響で中央・総武線が運転を見合わせ、そして11月16日(月曜日)の朝6時10分に吉祥寺駅で発生した人身事故の影響で中央快速線が運転を見合わせました。

朝の日本テレビ系の情報番組zipの中で鉄道各線の運行状況を説明するのですが、このときにJR中央線が止まっているというニュースが流れると、またか?という諦めに近い感覚とどうやって会社に行こうかと反射的に考えてしまう自分がいます。今回は中央線の駅ではなく、京王線の駅に出て都心に向かいました。

少なくともJR中央線に関しては運転再開までにかかる時間が何しろ長すぎるのが大きな問題だと思います。事故のあった区間のみを運転見合わせにして、それ以外の区間は運転を再開するといった臨機応変な対応が難しいのか積極的には行われているように見えません。できれば、他路線に乗り換えができる駅までの区間運転をしてくれれば、大幅に会社に遅れる人は少しでも減らせるはずです。

これだけ事故が続くことから考えると、ホームドアの設置が終わるまでは、各駅のホームに配置する係員の数も増やさなければいけないことは明白です。昔も人身事故は中央線で頻繁に発生するイメージがありましたが、一旦、そのイメージができると事故が連続して発生するリスクがあります。これ以上の人身事故は何としてでも食い止める必要があると思います。

また、ホームドアの設置にも時間がかかりすぎています。有料のグリーン車を2両造血して、12両編成にするためのホーム延長工事といった増収対策につながるようなことは時間をかけて工事をしていますが、安全対策上大事なホームドアの設置は進んでいるように見えません。増収対策よりも安全対策の方が優先されるべきなのではないでしょうか。

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