大みそかの終夜運転の取りやめ

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新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、東京都知事などから大晦日から元旦にかけての終夜運転を取りやめてほしいという要請を受けて、関東の各交通機関からは終夜運転取りやめの発表が相次いでいます。

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取りやめの発表時期が早かった交通機関

発表が早かったのは沿線に西新井大師や浅草寺などの大きな寺社がある東武鉄道で11月12日に終夜運転も終電の延長も実施しないことを発表しています。東急電鉄も11月16日に終夜運転を実施しないことを発表しました。全線で終電の繰り下げ、始発の繰り上げ共に実施しません。小田急電鉄は11月20日に終夜運転を実施しないことを発表しました。

発表内容が変更された交通機関

JR東日本は終夜運転を実施する計画でしたが各機関からの要請をうけて12月18日に終夜運転の取りやめについて発表がありました。京王電鉄は12月10日に終夜運転を実施することを発表したばかりでしたが、12月18日に優や運転とりやめを発表しています。京王電鉄では高尾山でのご来光や高幡不動での初詣などで終夜運転での利用客が多い区間ではありますが、関係各所からの要請に応じた形になっています。

終夜運転の取りやめは単に電車の中で密になる機会を無くすだけではなく、深夜、早朝に神社などばかりではなく繁華街、年越しのカウントダウンイベントなどで人が集まりにくくなるという面で効果が高い施策だと思います。

交通機関以外の動き

明治神宮も大晦日から元旦にかけての終夜参拝は中止されます。12月31日は16時に閉門、元旦は午前6時の開門となります。長崎のハウステンボスにおけるカウントダウンイベントも中止、浜崎あゆみのカウントダウンライブの実施可否は協議中などの報道がありましたが、このような終夜参拝の中止やカウントダウンイベントの中止など、これからも各所から発表されるものと思います。旅工房の2020年12月15日の調査によれば、年末年始に自宅で過ごす人は83.9%にも及ぶ結果が出ていますが、医療機関のひっ迫を防ぐ意味でも、密を避ける行動が必要です。

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