最近、携帯電話の通話料が高い問題については20GBあたり月額2980円というプランが各社から発表されたことにより、一定の解決の方向性が見えてきました。携帯電話の料金問題が収束された次にクローズアップされているのが、固定電話から携帯電話への通話料が高すぎる問題です。
固定電話から携帯電話への3分当たりの通話料金を調べてみました。下記のようにNTTドコモと比べてソフトバンクは2倍の料金となっています。
ソフトバンクの携帯電話にかける場合:120円
KDDIの携帯電話の場合:90円
NTTドコモの携帯電話の場合:60円
本当に驚くような高い料金だと思います。また、固定電話から携帯電話に電話をする人は相手先の通信会社が何かを知らないので、電話をかける時点で通話料金をわからないままで電話をすることになってしまっています。
なぜこんなに高い料金が是正されることなく今まで続いてきたかというと、NTT東日本と西日本の固定電話からNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社の携帯電話にかける際の通話料金は、携帯電話側の会社が決めているからなのだそうです。
総務省の有識者会議では更なる値下げを促すために、固定電話から携帯電話への通話料金は、携帯電話会社側ではなく、NTT東日本およびNTT西日本が通話料金を設定するといった新しい方針を示しました。すでに楽天モバイルに関してはNTT東日本と西日本が料金を設定しており、3分間当たり52.5円とNTTドコモよりも安い料金となっています。
現在、家計に占める通信費の割合はとても高くなってしまっています。携帯電話料金に限らず、自宅に光ファイバーを敷設している場合はその料金などもかさんでしまっているためです。今回、固定電話から携帯電話への通話料金の見直しが進められていますが、ぜひそのほかについても見直しがかかっていくと家計にとっても助かると思います。
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