NHKの報道を見ているとAmazon創業者のジェフ・ベゾス氏がCEO(最高経営責任者)を退任するという記事がありました。2月2日にアマゾン・ドット・コムから発表があったそうです。ベゾス氏は取締役会長に就任します。
後任のCEOは急成長しているクラウド事業(AWS)を担当しているアンディー・ジャシー氏が就任します。
Amazonは当初はインターネット上の本屋さんだったのですが、徐々に取り扱う品目を増やしていって、いつの間にか総合百貨店になってしまいました。注文した当日に商品が到着してしまうサービスの提供でもとても驚きました。
また、コンテンツ配信という形でも動画や音楽、そして電子書籍(Kindle)も普及させました。サブスクリプションサービスを定着させた功績も大きいです。私自身、アマゾンプライムの会員なので、Amazonプライムビデオには大変にお世話になっています。これだけで相当の数のコンテンツがあるので、ほかの動画配信サービスはやめてしまったほどです。
さらには、その電子商取引の中で培ってきた基盤構築、運用事業の技術をもとに、クラウド事業でも成功をおさめ急成長を遂げています。もしも、Amazonがなかったとすると、今の生活はとてもつまらなくなってしまうと思います。
このような企業の文化を作り上げていった創業者のベゾス氏の功績は非常に偉大だと思います。ベゾス氏は今後、「会長として新製品の開発など会社の経営に関わり続ける」とするとともに、「宇宙開発事業や8年前に買収したワシントン・ポストなどの運営にも力を注ぐ」と説明しています。まだまだ57歳なので、これからも大きな社会の変革に力を発揮していくのではないかと思います。
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