パソコンでブルーレイディスクを見ようと思ったのですが、見られるようになるまで意外と苦労したので、試行錯誤した内容をまとめておきます。
もともと、パソコン自体に光学ドライブはDVD用のドライブしかついていなかったので、外付けのブルーレイドライブを取り付けました。購入当時に特売をしていたこちらの商品になります。
スリムなUSB接続外付けドライブなので、最近の光学式ドライブが付いていないノートパソコンにも一緒に持ち運んで接続できるので便利です。
しかし、安かったのには裏があって、ブルーレイを再生するソフトウェアがこちらには同梱されていませんでした。今の時代、なんとかなるだろうと軽く考えていたのですが、簡単にはいきませんでした。
Windows10の標準機能に頼る → NG
まずはドライブをパソコンのUSB2.0の差込口に接続してWindows10に認識させました。ここまでは何事もなく、普通にドライブとして認識してくれます。
次に竹内まりやのsouvenir live tourのブルーレイデスクをセットして再生を試みましたが、Windows標準のソフトではまったく歯が立ちませんでした。DVDも暗号化が施されていますが、ブルーレイディスクはそれにもまして強固な暗号化が行われているようです。
仕方がないので、インターネットで情報収集です。すると、オープンソースのVLCメディアプレーヤーで再生できるという情報がありました。
VLCメディアプレーヤー → NG
セッティングについてはこちらのサイトの説明が解りやすかったです。単にVLCメディアプレーヤーをインストールするだけではなく、Keys databaseやAACS dynamic libraryを所定のフォルダーに登録しなければいけないのが面倒です。
しかし、こちらのサイトに説明されている通り、Keys databaseやAACS dynamic libraryの更新日時は2018年3月25日で、それ以降で新リリースしたブルーレイに対応していません。竹内まりやのブルーレイは最近発売されたものなので、VLCメディアプレーヤーではエラーが出て再生ができませんでした。
leawo bluray player → OK
さらにインターネットで情報を調べてみると、ブルーレイに対応している再生ソフトはほとんどが有料であることが解りました。何かわからないソフトを有料でインストールするくらいであれば、楽天市場などで再生ソフトを購入した方が良いのではないかとも思いました。
ただ、ソフトの値段がかなり高いので、安価なドライブを購入した意味がまったくなくなってしまうどころかかえって高くついてしまいそうです。安物買いの銭失いとなってしまうのでしょうか。もしもブルーレイ対応のドライブを購入する際は再生ソフトが付属している製品を購入した方が安心なようです。
さらに色々なサイトを調べていくうちに、「Leawo Blu-ray Player」というソフトがあることを知りました。こちらが公式サイトです。
「完全無料」と書いてあるのですが下の方には50%OFFといった表記もあり、なんだか価格設定がどうなっているのか、よくわからないサイトです。
少なくとも、機能が豊富なプレミアム版は有料になっていることが解りました。
無料版の方をインストールしてみました。普通にインストーラーが準備されているので、インストールは非常に簡単です。広告が表示されることもなく、快適に使えそうです。
ブルーレイの外付けドライブもすぐに認識してくれて、何事もなかったかのように問題なく竹内まりやの「Souvenir〜Mariya Takeuchi Live」を再生してくれました。操作方法も解りやすく、これならば十分に実用に耐えます。これからブルーレイの再生にはこのソフトを使っていきたいと思います。
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