NTTドコモで3月にスタートした新料金プラン、ahamoの契約者数が4月30日現在で100万件を突破したことが公表されました。楽天モバイルのRakuten UN-Limitは1年弱で300万件を突破というペースだったので、1ヶ月と4日間で100万契約を獲得したahamoは好調な滑り出しをしたと考えて良いのでしょう。ただ、NTTドコモほどのブランド力やインフラがあるならば、もっと契約者が集まるのではないかとも思っていたので、意外な数字ではありました。
正式契約の申し込みを開始する前に行われた先行エントリーで約250万件のエントリーがありました。まだまだ契約者数が伸びる余地がありそうです。
100万契約の内訳
100万件の内訳としては、既にドコモのユーザーであった人がプラン変更でahamoに申し込んだ場合が多いようですが、ほかのキャリアからの移行や戻ってきたユーザーも多く含まれているとのことです。また、100万件の半数以上は若いユーザーが占めています。30代以下の若いユーザーは楽天モバイルや格安SIMに移行する人が増えると思っていたのですが、ahamoを選んだ人も多かったようです。
私はメイン回線ではMVNOのIIJmioのプランを利用しています。新たに開始した「ギガプラン」は既に約35万件の申し込みがあったそうです。こちらで紹介しています。
転入超過
NTTドコモの4月単月でのMNP契約は転入超過になりました。転入が増えたのはahamoの効果が大きかったのは間違えありません。とすると、LINEMOで大々的に宣伝を行ったソフトバンクやPovoで売り出したauの転出入の結果がどうなっているのか発表が気になります。
店頭での有償サポート
当初はahamoはオンライン手続き専用とすることで進められていましたが、4月22日からドコモショップでの有償サポートを開始しました。通常のプランの契約や変更手続き等はドコモショップの店員さんがやってくれますが、ahamoの有償サポートは相談に来た人の手続きを手伝うという立ち位置になっていて以下のサポートプランがあります。
- ahamo WEBお申込みサポート(これから契約する人の手続きのサポート)
- ahamo WEBお手続きサポート(すでに契約している人の手続きのサポート)
どちらも料金は3300円(税込み)です。端末故障時のサポートとして、ドコモショップでの修理も受け付けることとしています。
今回はサポートという形にして利用者自身が経験を積むことで、今後はオンラインで手続きができるようになる、ユーザー側のデジタル化のお手伝いをするというスタンスだと説明しています。
新サービス新商品発表会
さらに同社では5月19日11時から、「2021夏 新サービス・新商品発表会」を開催することがアナウンスされています2021年の夏商戦に向けてどんな商品やサービスが提供されるのか気になるところです。
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