ゴールデンウイークは外出自粛要請が出ていたこともあって自宅時間を充実させるためにFODに申し込んでみました。主にフジテレビ系列で放送されたドラマやフジテレビが制作で関係している映画などを観ることができます。
最初に見たのは「北の国から」、今から40年以上前のドラマなのでまとめてきちんと鑑賞したことがありません。連続ドラマとスペシャルとして放送されたものも含めて、遺言まで全ての作品をなんとか見終わりました。
「北の国から」といえば、吉岡秀隆が子どもの頃から青年期にかけて出演しています。そして、北の国からが終わったあとに主役として出演したのが「Dr.コトー診療所」です。
東京都の大学附属病院で働いていた優秀な医師、吉岡秀隆が演じる五島健助は離島のたった一人の医師として本人の希望で赴任します。定期航路の大型船ではなく小さな漁船でやってきたので、第一話の冒頭は五島健助は船酔いで大変なことになっているところから始まります。
この離島には以前もお医者さんがいたことがあったようなのですが、腕の悪いお医者さんだったり、日本語が通じないお医者さんだったりして、あまり島の人はこの島に来るお医者さんのことを信用していません。そんな中で、五島健助は抜群の腕を発揮して島民の命を救っていき、島の人との絆を深めていきます。石田ゆりこさん演じる東京からコトー先生に会いにきた医師が、また東京に帰るときにコトー先生に対して、「あなたこの島に来て本当に良い顔になった」としみじみに話しかけるシーンがとても印象的でした。
このドラマを見ていると、島の人の命を救うために格闘している五島健助医師の思いに引き込まれていきます。中島みゆきの歌や柴咲コウの歌が効果的に使われています。最近はこれほど迫力のあるドラマは本当に少なくなってきたと思います。
ただ、少しドラマを客観的に見ると、こんな離島に(当たり前ですが)女優さんや俳優さんがたくさんいることに違和感を感じます。また、毎週のように手術が必要な患者さんが運ばれてくるにもシナリオ的に仕方がないことですが気になる部分の一つです。
離島は架空の「古志木島」が舞台になっています。このロケ地は与那国島だそうです。この与那国島には今でもDr.コトー診療所のロケが行われた建物がそのままの姿で残っていて観光スポットになっているのだそうです。まあ与那国島には行ったことがありませんが、できれば行く機会を作ってどんなところなのか見てみたいと思っています。
調べてみると、Dr.コトーにはモデルとなった離島医療に携わった医師がいらっしゃるそうです。こちらで特集されていました。
このDr.コトー診療所の第一シリーズを見終わったところで、ちょうどFODの二週間無料視聴期間が終わりました。また会社が本格的に忙しくなるので、無料視聴期間中に解約の手続きをしておきました。今度、ゆっくりと視聴できる時間が確保できそうな時期に正式な契約をしたいと思っています。
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