会社に行くときに今までは2016年に購入した象印魔法瓶のステンレスボトルを使っていました。こちらで紹介しています。
こちらの商品、とても保冷、保温能力が高くて、本体の重量も軽く、持ち運びもしやすくてお気に入りだったのですが、5年間も使い続けて外部の塗装の一部がはがれ始めて、少しみすぼらしくなってきました。会社に行くときにカバンに入れていて、特にカバンの金属の金具があたっていたような場所の塗装が剥げています。商品の性能そのものはまったく問題がありません。
コジマ×ビックカメラで買い物
そこで今まで使っていたステンレスボトルは自宅のテレワーク用に使うようにして、会社に持っていくときのステンレスボトルは別に購入することにしました。ビックカメラからもらった株主優待券がまもなく期限(5月末)を迎えるので、たまたま通りかったところにあった東村山のコジマ×ビックカメラに寄りました。
ステンレスボトルは人気商品のようで本当にいろいろな商品があります。500ml程度の容量の商品だけでも、値段が安い1000円程度の物から有名メーカーの5000円程度のものまでバリエーションは豊かでした。その中で選んだのがこちらの商品です。
0.4リットル、0.6リットル、0.8リットルの三種類がありましたが、持ち運び易さを主体に考えて、0.6リットルの商品を選びました。
塗装が面白い
最大の決め手は、手が濡れていても、すべりにくい塗装を施した面白い手触りで持ちやすいことです。なんとなく柔らかいプラスチックのような肌触りでもあります。パウダーコーティングが施されているようです。前回の象印のステンレスボトルで最初にダメになったのが塗装部分だったので、今度はまったく別のものを選んでみました。まだ、使い始めてから数日なので、塗装そのものの耐久性は評価ができません。
目には見えない底にも配慮
ステンレスボトルの底にはゴムのような素材の緩衝材が付いています。したがってテーブルの上でも滑りにくくて、置いた時にもコツンという音が響きにくいのが良いです。
保温・保冷効力
保温効力は室温20度±2度の環境で、製品に95度±1度の熱湯を入れて6時間放置した場合に67度以上をキープしてくれます。保冷効力は室温20度±2度において、4度±1度の冷水を満たして6時間放置した場合に9度以下をキープしてくれます。十分な性能だと思います。
シンプルな構造
蓋は2つの部品からできています。普段、飲むときには上の蓋をあけて飲みます。中に氷などを入れたいときにはその下の蓋も取り外します。それぞれにパッキンが付いていて、それだけの構造なので単純です。
Amazonで商品のページを見てみると、「ベストセラー1位」の表示が付いていました。レビューを読むと、ステンレスボトルを振るとカシャカシャ鳴るという指摘が複数ありましたが、私が購入したものは鳴りませんでした。製造ライン等により差異があるのかもしれません。
また、中の液体が漏れるという指摘もありましたが、私が購入したものでは蓋をしっかりと締めていれば液体が漏れることはありませんでした。
【2021/10/13追記】
半年間使ってみて
1923年に創業したタイガー魔法瓶は2018年以降、改革に取り組んでいます。その改革の旗を振るのは元SONYでVAIOなどの事業を立ち上げて、その後スタートアップの上場にも関わった女性の役員だという記事がYahoo!ニュースで紹介されていました。
確かに今回購入した魔法瓶、タイガーの技術力が活かされていることら間違えないのですが、シンプルさや頑丈さ、軽さ、扱いやすさなどが群を抜いています。耐久性が心配でしたが現時点ではなんら問題はありません。塗装の剥がれもありません。
経営改革の成果の一つなのかもしれません。
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