Amazonなどで商品購入時の宅配便における置き配の普及

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 最近、置き配が徐々に増えてきたように思います。特にAmazonを使っているとデフォルトの設定が置き配になっているので、玄関前に置かれていることが通常になりました。配達をしてくれる人は不在でも再配達の必要がないことから非常に配達効率が上がりますので、これからの人手不足解消のためには有力な手段になっていくものと思います。

 以前、Amazonで購入した商品の配達時に置き配を指定した際のレポートはこちらで紹介しています。

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置き配と犯罪

 ただ、日常的に玄関前に荷物が置かれていることが通常になってくると、治安が良いと言われている日本においても、盗難にあってしまうリスクは増えてしまうようにも思います。調べてみると、日経新聞では置き配を狙った犯罪が増えていることを報じていました。

新型コロナウイルスの影響で玄関先などに荷物を置いて届ける「置き配」サービスの利用が広がる中、荷物を狙った窃盗被害が各地で相次いでいる。利用拡大の背景には感染予防のため手渡しの配達を避けたい消費者の要望もあるだけに、警察は「荷物が人目につきにくい受取場所の指定を」と注意を呼びかける

 Amazonは置き配された荷物が受け取れなかったことを申告すると、比較的容易に再配達に応じてもらえるというマネー現代の記事がありました。

アマゾンの「置き配」、じつは「クレーム対応」に“ヤバすぎる秘密”があった…!(鈴木 貴博) @moneygendai
アマゾンの置き配。当然のことながら荷物を置きっぱなしにすることで、盗まれる、壊れる、雨に濡れてダメになるなどのケースが発生しますが、アマゾンの優れた点は「クレームが迅速にできるように投資を済ませていること」です。

ワンオペ勤務との類似点

 この記事を読んで、以前、問題になった「すき家」のワンオペ問題が頭をよぎりました。深夜時間帯に従業員のアルバイトを一人で勤務させていると、強盗などのリスクが上がるのではないかと批判されたことがあります。

“ワンオペ”で叩かれた「すき家」のいま
2014年に人手不足によって国内1985店のうち1250店で深夜営業を休止した「すき家」。あれから約2年半。休止していた店舗の約9割が深夜営業を再開した。同社はどのようにして、深刻だった人手不足問題を解決したのだろうか。

 ワンオペは人命にかかわることでもあるので、置き配とはレベルが違うかもしれませんが、犯罪を増やす要因になりかねないという意味では似ていると思いました。

宅配ボックス

 今まで各家庭単位に郵便ポストがあったのと同じように、これからの時代は、各家庭ごとに宅配ボックスを設置することが一般的になっていくことが大事なのではないかと思います。最近は比較的安価な製品も増えてきているので、普及が進んでいくのではないでしょうか。

 Amazonがプライム会員向けにお勧めの商品を手軽な値段で販売する日も近いのではないかと思います。

【2024年9月13日追記】

ヤマトが置き配を本格導入

 従来はAmazonなどの一部のECサイトを利用したときにしか置き配を指定することができませんでしたが、ヤマト運輸はそのほかの荷物についても置き配を指定できるサービスを開始しました。こちらで紹介しています。

 

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