車の中でドライブ中に家族へオンライン配信の映画を見せたりするときに、インターネットへ接続できる環境があるととても便利です。最近ではHDMI端子やUSB端子を装備した車も増えているので、ChromcastやAmazon Fire TV Stickなどを接続すれば、Amazon Prime VideoやHulu,NETFLIXなどの動画配信サービスを簡単に楽しむことができます。
また、駐車場などに車を停めているときに、ノートパソコンやタブレットを取り出して、テレワークで仕事をしなければいけない局面も増えていると思いますが、このようなときに手軽に使えるWi-Fi環境が必要です。
私自身は楽天モバイルのポケットWi-Fiを車内にも持ち込んで、Wi-Fi接続できる環境を作っていますが、楽天モバイルは無料期間が終わった後は月間20GB以上の通信で月額3278円の通信料がかかってしまうので維持にかかるコストがもう少し節約できる方法がないか調べてみました。
そんな中で見つけたのが、パイオニア製の「車載用 Wi-Fiルーター carrozzeria カロッツェリア DCT-WR100D」という商品です。
この商品、本体価格は2万円前後かかるのですが、「docomo in Car Connect」に対応していることにより、通信費は365日プランで月額に換算すると1100円になります。
これでデータ通信料は無制限なのでお買い得なプランだと思います。
本体の金額、2年間の通信料を足し算して、24か月で割り算すると1か月あたりの料金は2246円です。
なお、通信利用期間 2年経過後は別売の車載用Wi-Fiルーター更新用UIMカード「UIM-100」¥5,500(税込)が必要になります。
こちらの商品はあくまでも走行中にWi-Fi環境を提供することが目的の商品なので、同じ場所に30分もしくは60分とどまっていると、Wi-Fiサービスが停止します。いったん、Wi-Fiが切断された後に再接続させるためには、同じ場所にとどまっているとダメで、また車を走行させる必要があるようです。
また、通信速度は実測値で数Mbps~40Mbps程度になります。通常の画質で動画を見たりテレワークをする程度であれば十分なスピードです。
取り付けにあたっての角度もシビアなようなので、持ち歩いて使うような用途には一切適しません。あくまでも自動車車内で固定して使うことを意図した商品です。
本体はこちらで販売されています。
これから先、数年間のうちに、自家用車にはディーラーで購入した最初から、インターネット接続環境が装備されている状態になるのではないかと思います。それまでの数年間のつなぎとして、このような商品は面白いと思いました。
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