7月27日付で各報道機関が楽天モバイルの基地局整備に遅れが出ていることが報道されていました。
以前、6月末までに設置予定エリアとしていた箇所が予定通りに基地局設置ができていない箇所があります。特に北海道、霞ヶ浦の周辺、琵琶湖の周辺などでは予定通りに進んでいない箇所が多く見られました。
年内に人口カバー率96%を目指す
今回の遅れの原因は世界的な半導体不足の影響とされています。人口カバー率でこの夏に96%を達成するとしていましたが、年内に96%という目標に改められました。
私が利用している首都圏のエリアはかなり順調にエリアが広がっているように実感していました。車で楽天モバイルのポケットWi-Fiにタブレットを接続して家族に映画などを見せていると、ドライブしている範囲では特に動画が止まることなく視聴することができています。
以前は受信できないエリアも多かったので大きな進歩だと思っていました。楽天の広報によれば、3月末に約80%だった人口カバー率は5月末時点で88.6%にまで広がっています。
人口カバー率は65%を70%にするよりも、90%を95%にする方が難しくなります。一つの基地局を設置してもその基地局の範囲内に住んでいる人が少ない過疎地域が徐々に対象になっていくためです。
今後がまさに正念場、先行投資の金額が増えていく局面になります。なんとかこの山場を乗り越えて、各キャリアに戦える状態になっていくことを願っています。
【2022/10/18追記】
2023年度中に人口カバー率99%超えを目指す
2022年6月時点で97.6%に達しています。
今後については、2023年度中に6万局を設置し、人口カバー率99%超を目指すことが発表されています。
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