Amazon Fire HD 10 Plus タブレット の入手と活用

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2021年8月17日から開催されているAmazonのタイムセール祭りでFire HD 10が特売されているため、記事に加筆しました。

2021年6月21日、22日に実施されていたAmazonプライムデーを利用して、Amazonのタブレット、Fire HD 10 Plus(第11世代 – 2021年発売)を入手しました。通常18,980円のところ12,980円に割引されていました。今よりも規制が強化される前、何年か前にある自治体にふるさと納税をしたときのギフトが残っていたので、こちらを利用して購入しました。

fire hd10

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製品の仕様

画面

画面サイズは10.1インチ、現在、iPad Proの2016年版を使っているのですが、これよりも多少は画面サイズが広いです。画面の解像度は1080p(1920×1200)のフルHD、224ppiとなっています。画面は前世代のFire HD 10から10%明るくなりました。

充電用のコネクタはUSB-C(2.0)の規格です。RAMは4GB(無印のHD 10は3GB)なので潤沢とは言えませんが、そこそこはスムーズに動くものと期待しています。

CPU

CPUは動作周波数2.0GHzオクタコアプロセッサです。オクタコアということはCPUのコアが8つ付いているということだと思うのですが、これが性能にどこまで寄与しているのかは気になるところです。

デザイン

スピーカーはDolby Atmos対応デュアルステレオスピーカーが搭載されていますので、本機のみでステレオ再生できます。

また、3.5mmステレオジャックが付いていますので、ヘッドホンなどを接続できます。

カメラ

2メガピクセルのフロントカメラと5メガピクセルのリアカメラが内蔵されています。あまりFire HDタブレットを使って景色や人物の撮影をする機会はそれほどなさそうな気もしますが、ビデオ通話のときにはフロントカメラが活躍してくれそうです。

バッテリー

バッテリーの持続時間は読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大12時間とされています。これは、端末の設定、使用方法、ウェブブラウジングやコンテンツのダウンロードなどの利用条件、利用環境等によって大きく変わります。

今回は内蔵メモリが32GBのモデルにしました。もしも足りない場合には別売りの1TBまでのmicroSDカードを使って拡張したいと思っています。

外形寸法

重さは486グラム、外形寸法は247 x 166 x 9.2mmです。現在使っているiPad Pro 2016は444グラム、240×169.5×6.1mmなので、Fire HD 10Plusのほうが少し重くて少し厚いということになります。Plusは表面をソフトな触り心地で、高品質さを感じさせるスレートカラー(濃い灰色)で仕上げたプレミアムモデルという位置づけになっています。

ワイヤレス充電対応

別売りのワイヤレス充電スタンドを利用することで、タブレットをShowモードで充電すると、echoのようにAlexaを使ってハンズフリーで操作をすることができます。

fire show mode

スタンドに縦置きするとこんな感じになります。

stand縦置き

ただ、こちらのワイヤレス充電スタンド、Amazonでは完売中で現在は購入することができません。

15Wの高速ワイヤレス充電機能搭載で最短3.5時間で100%の充電が可能です。

ただ、こちらのワイヤレス充電スタンドのレビューを見ると、2021年6月21日時点では安定して充電ができないことを訴える評価が増えています。現在、品切れになっているのは商品の改良を実施しているからかもしれません。

購入は焦らずに少し様子を見たほうがよさそうです。単に置くだけで充電できるのは便利ですが、安定した商品が発売されるまでは、普通のタブレットスタンドと付属のUSB-Cケーブルを利用して充電しながらSHOWモードにしておこうと思っています。

代わりにワイヤレス充電スタンドとしてこちらの商品を使っている方もいました。

ただ、たまたま入手したAUKEYのワイヤレス充電器で、Amazon Fire HD 10 Plusを充電できるかどうか確認したところ充電ができなかったこと、商品ページにFire HD 10 Plusに対応しているとは書かれていないことから、本当に充電できるかどうか不安があり私は入手していません。

AUKEYの充電器で試してみた際のレポートはこちらです。

マルチタスク

マルチタスクに対応していて、2画面を同時に画面に表示することができます。したがって、買い物をしながらメールを確認するなどの二つのアプリを同時に操作することができます。

AmazonのタブレットはGooglePlayを使うことができない(代わりにFireOS用のアプリストアがあります)ので、利用できるアプリケーションは制約が出てきます。たとえば、YouTubeのアプリは利用できませんが、付属のSYLKブラウザでYouTubeのWEB版にアクセスすることで視聴ができます。

テレワークでも活躍

Zoomアプリはアプリストアからダウンロード、インストールして利用することができます。テレワークでも活躍してくれそうです。

専用キーボード

別売りで専用キーボードも販売されています。

キーボード

まるで普通のノートパソコンのように見えてきます。

キーボードは本体から簡単に取り外すこともできます。

キーボード取り外し

キーボードは1回の充電で400時間利用することができると紹介されていたので、十分な持続時間です。ただ、この製品だけで重さが634g、タブレット本体と合わせて1Kg超えになってしまうので、持ち歩きは大変そうです。

私はBluetooth接続の薄型キーボードを別に持っているのでこちらの商品は購入しませんでした。

商品を使ってみて

タブレットが到着するのを待ちたいと思います。届いて実際に利用した後にこちらに追記します。

【2021/06/22追記】

無事に商品が到着しました。箱から取り出すしてみると値段以上の出来栄えです。最初から自分のAmazonのアカウントが登録されていたので、セットアップは楽々です。なぜか、自宅のWi-Fiのパスワードまで自動設定されてしまいました。echoのセットアップで利用したWi-FiパスワードがAmazon側で保存されたのかもしれません。

Google playのインストール

操作性は全く問題なくサクサクと動いてくれます。こちらのサイトを参考にして、goggle playをインストールしました。root化しなくても、apkファイルを四つダウンロードしてインストールする手順になっていました。

FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法【2023年版】 | 有限工房
Amazon FireタブレットにGoogle Playを入れると豊富なAndroidアプリが使えるようになります。 パソコンやroot化は不要。最新APKバージョンに対応済。 動作確認機種:Fire 7(2017, 2019, 2022)...

ただ、セキュリティの知識などが詳しくないと、端末が危険に晒されるのでお勧めできないと警告しているサイトもあります。あくまでも自己責任で実施する必要があります。

また、ブラウザはChromeをインストールしました。なぜか、ブックマークなどを同期できない事象にぶち当たったのですが、こちらのサイトを参考にして解決しました。

Amazon Fire HD 10でChromeの同期を「有効にする」が押せない問題の対応 - hanaokaiwa's blog
Amazon Fire HD 10を購入した。早速ネットにある手順に従い、Google Playをインストールした。そして、Chromeをインストールして、起動したら、同期を有効にするかを聞かれ、「有効にする」ボタンが押せない。いろいろ検索...

YouTubeアプリもインストールができました。普通のAndroid端末と同様に利用することができるようになりました。ほかにGMAILもインストールしました。

Chrome castにキャストできない

AmazonプライムビデオのアプリでChrome castにキャストができません。AndroidアプリかiOSアプリでなければならないようです。試しに、Fire HD 10上のGoogle playからAmazonプライムビデオのアプリがインストールできるかを確認してみたのですがNGでした。

ちなみにYouTubeアプリからはChrome castにキャストすることができました。

スピーカーの音質

内蔵スピーカーの音質は人の声を聴くにはちょうど良いくらいで、音楽を聴くと低音と高音が出ないので少し物足りない感じです。iPad Pro 2017と比較しても低音はさらに物足りないです。このサイズのスピーカーなので致し方ないところでしょう。

日本語入力はGboardに変更

付属の日本語変換は少し自分の思った通りに変換をしてくれないので、使い慣れているGboardをインストールして設定しました。フリック入力のみを使う設定にしました。

iPhoneでテザリング

外出先でインターネット接続をするために、iPhoneでテザリングをしました。Wi-Fiテザリングについては、何事も問題なく接続ができて、FIRE HDタブレットで不自由なくインターネットができるようになるのですが、Bluetoothテザリングについては、インターネット接続ができませんでした。

BluetoothでiPhoneとの間でペアリングはできるのですが、電話のマークしかつかずにインターネット接続はできません。何かプロファイルが不足しているのでしょう。

Wi-FiテザリングよりもBluetoothテザリングの方がiPhoneのバッテリー消費量が少ないので、できればBluetoothテザリングをしたいのですが残念です。

SDメモリカードで内部ストレージを拡張

128GBのSDメモリカードを購入しました。楽天市場で販売されていたこちらの商品です。

値段が安かったので少し心配だったのですが、無事にFire HD タブレットにはSanDisk社製のSDメモリカードとして認識されました。他の装置と媒体を使ってデータの交換をする予定はなかったので、外部メモリーではなく内部メモリの拡張用として設定しました。

設定→ストレージ

で確認してみると、内部ストレージは25.78GBのうち19.49GBが空き、SDカードは125GBのうち123GBが空きと表示されています。

内部ストレージとSDカードは区別して管理されているようですが、どのように両者がこれから使われていくのかOSの制御を見ていきたいと思います。

不具合・トラブル

現時点、感じている不具合は下記のとおりです。

  • Chromeブラウザで検索をしたあとに次のページの検索結果を開けない

カバー

カバーは楽天市場で購入したこちらの商品を使っています。

画面横向きのスタンドとして使えるほかオートスリープ機能も付いているので便利です。

 

 

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