今までもWordpressをカスタマイズするためにPHPのソースを少しだけ触ることはあったのですが、これはカスタマイズ事例としてWEBで公開されているプログラムソースを貼り付ける程度のことしかしておらず、PHPそのものの理解にまで達していませんでした。
しかし、楽天やAmazonがアフィリエイト用に公開しているAPIを使い込んで収益化したり、ブログの表示内容をもう少し利用者視点で最適化していくためには、自分でPHPのことを勉強してソースを組めるようにならなければいけません。
今までの言語経験と書籍選び
今まで触ったことがあるコーディング言語は、FortranとCOBOL、Basicというレガシーな言語の経験しかないので、最近の言語を本当に覚えられるかどうか自信はなかったのですが、まずは形からということで、楽天ブックスで「初心者からちゃんとしたプロになる PHP基礎入門」という本を買ってみました。楽天市場でお買い物マラソンのセールを実施しているタイミングでしたので、ポイント還元額が大きかったです。PHPに関連する本はいろいろあったのですが、この本は単にPHPの言語仕様の説明だけではなく、WEBアプリケーションに関する説明もあります。また、本の評価も高かったのでこちらに決めました。
Amazonのレビューを見るとサンプルプログラムが実行環境の違い等によりエラーになる場合もあるようで、一部ではまる可能性もありますが、それも勉強だと思って進めていきたいと思います。
PHPの構文
ファイルの拡張子はxxxx.phpにする、最初に「」で終わらせる、コメントは「/*~*/」の破線部分に書けば複数行書くことができる、変数名の頭には$を必ずつける、演算子、条件分岐、配列、ループ処理など、いろいろな決まり事があるようなので、この決まりごとに慣れることが第一関門です。ただ、ぱらっと読んだ限りは構文こそ違うものの、Fortran、COBOL、Basicの基礎知識でなんとかクリアできそうです。
問題はこの先で、データのバリデーション、ログイン機能、セッション管理、セキュリティ、Web APIやMySQLデータベースからデータを取得する方法といったところは、今までプログラムを通しては触れたことがないので、しっかりと勉強したいと思っています。
書籍自体は多色刷りで絵も多用されていて、ポイントもまとめられていて理解しやすそうです。最初の目標として、ブログの記事に書かれている文章の中身からコンテンツにマッチした商品を楽天やAmazonのAPIで取ってくるアルゴリズムをまずはコーディングできるようになれればと思います。ただ、文章の中身を解析するアルゴリズムは難しそうなので、何かライブラリ等を使えると良いのですが、もう少し勉強したいと思います。
実行環境「XAMPP」
HTMLであればファイルをブラウザで開くだけで直ぐに動作確認をすることができるのですが、PHPの場合は本当であればApacheなどのWebサーバーが必要です。
ただ、「XAMPP」というPHP実行環境を導入すれば、それでも動作の確認できるようです。調べてみると、MariaDB、PHP、Perlを含んだ簡単にインストールできるApacheディストリビューションなのだそうです。本来は個々のソフトウェアをそれぞれインストールする必要がありますが、XAMPPであれば一括してインストールできます。主に開発用、学習用のパッケージではありますが、まれにイントラネットなどの実運用で利用されることもあるそうです。
今回は完全に学習用という前提でWindowsのノートパソコンにインストールしようと思っています。Windows用以外にLinux向け、OS X向けの合計3種類が配布されていました。
実際の導入以降については、こちらで紹介します。
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