今年の4月からNTTドコモの ahamoなど携帯大手キャリアは月間20GBまでのデータ通信を使える格安の携帯電話料金となる月額3000円前後のプランを相次いで発表しました。そんななか、MVNOのBIGLOBEモバイルが2021年7月から新しいブランドとなるdonedoneを立ち上げて、月間50GBまでで月額2728円(税抜き2480円)という低価格のプランを提供しています。
こちらのプランはauの回線を使っています。
通信速度に制限
alamoなどとは異なり通信速度は3Mbpsまでに絞られています。
この3Mbpsというスピード、数字だけ見ると少し不安になる数字ですが、YouTubeのHD動画で2.5Mbps、NETFLIXの標準画質やAmazonプライムビデオなどでも3Mbpsあれば視聴することができますので普段使いには十分なスペックだと思います。
カスタマイズができるプラン
同じ月額2728円、月間50GBという同じスペックの中で、もう一つ自分でカスタマイズができるカスタムUプランも提供されています。こちらはYouTube、LINE、Facebook、Abema、Amazon music、モンスターストライク、TELASA、Instagram、Spotifyといった対象アプリの中から4つを選んで、この4つのアプリは通信速度無制限、そのほかのアプリは1Mbpsで制限がかかるというプランです。
もしも、自分が利用するアプリが対象になっている場合はカスタムUプランの方が良い場合もあるかもしれません。
キャリアの格安プランとの競争
最近ではソフトバンクのLINEMOが3GBまでで980円という今までMVNOが得意としていた領域に進出してきて、MVNO各業者がどのような戦略をとっていくのか気になっていたのですが、今回のBIGLOBEモバイルの大容量プランへの進出というのは面白い動きだと思いました。
大容量ユーザー向けには楽天モバイルのプランがまず頭に思い浮かびますが、通信エリアという面から考えると楽天モバイルは発展途上なので、十分にdonedoneが戦っていく魅力があると思います。また、月50GBを使い切っても1Mbpsでは通信ができるので、普通にメールやWEBブラウジング、標準画質で動画を見る程度であれば不満を感じることも少ないでしょう。
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