ゴルフを始めて最初の2年間は、ドライバーで170ヤードとか180ヤードくらいしか飛ばず、例えばミドルホールやロングホールではパーオンすることが難しい状況でした。ときどき320ヤードくらいのミドルがあると、運良く2オンすることもありましたが、奇跡的なことでした。
単にヘッドスピードが足らないということもあるのですが、ヘッドとボールが当たるときの当たり方が悪いのか、力無くボールが途中で失速します。左右に曲がることはクラブの進化もあり少なかったのですが、この失速現象がなかなか改善できませんでした。
ある日、練習場で昔ツアーを回っていたプロの方から、
- 構えるときに右肩が前に出ているので、意識して引っ込めて
- 姿勢は棒立ちではなく、少し左に傾けてボールを後ろから見るイメージで
- 手首は背屈を意識して
など指導を受けて練習をしていたのですが、飛距離が徐々に伸びていきました。だいたい、同じ年齢層の方と回ると、遜色ないところまで飛んでくれています。
あのボールの失速現象が無くなって、綺麗に放物線を描いてボールが飛んでいってくれます。さほど、ヘッドスピードが速くなったわけでもないのにこんなに違うものなのかと感心しました。
ただ、フェアウェイが狭いホールに行くと、飛距離が伸びた分、今度はOBに悩まされることになりました。最初にドライバーで打つことが日常化していたのですが、今度はウッドやユーティリティの腕も磨いて、一打目で適切なクラブ選択ができるようにならなければいけないようです。
また、ドライバーを調子良く振っていると、今度はアイアンがうまく打てなくなってきます。どこかに余計な力が入ってしまっていて、アイアンではそれがマイナスで出てしまっているようです。これはまた、プロに客観的に見てもらうしかないかな?と思っています。
ゴルフは何かが上達するとすぐに目標に近づくわけではなく、すぐ次の課題が目の前に現れます。この課題を克服していくのが苦しくもあり、また楽しくもあるので、飽きずにゴルフを続けている人が多いのでしょう。
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