先日、ラウンドをする機会があったので、Apple watchに「GOLFな日Su」というアプリをインストールして使ってみました。結論から言うとハンディタイプのGPS測定器は一回も利用することなく、GOLFな日Suで十分にラウンドができました。(ゴルフな「ひ」と読んでいましたが、ゴルフナビと読むようです)
GOLFな日Suについて
Su版とコース買い切り版の違い
GOLFな日にはSu版とコース買い切り版の2種類があります。訪問するコースが限られていれば、コース買い切り版の方が維持費が少なくて済みます。アプリは無料、1コース目のダウンロードも無料、2コース目以降は1コースあたり400円です。一旦ダウンロードしたコースは利用期限なく使うことができますので、新しいコースをダウンロードしない限りは無料で使い続けることができます。
しかし、コース買い切り版には致命的な制約があります。スマートウオッチ連携機能を使うことができません。したがって、Apple watchでも使うことができません。ラウンド中はスマホの画面で使うことになります。
一方でSu版の方ですが、こちらは月額360円(最初の1ヶ月は無料)を払い続ければ色々なコースデータをダウンロードして使うことができます。今回は最初の1ヶ月無料期間にお試しで使ってみました。こちらが公式の90秒紹介動画です。
事前準備
iPhoneにGOLFな日Suをインストールします。次にApple Watchにもインストール、次にiPhoneでゴルフコースの地図をダウンロードします。全国2350コース以上が収録されているということだけあって、私が行くところは網羅されていました。
iPhoneのアプリでピン位置調整をすることもできます。今回はピン位置は修正せずに利用しました。グリーン中央までの距離が表示されるようです。
Apple Watchでゴルフな日SUを起動すると、「iPhoneでホールを選択してください」と表示されます。
次にiPhoneでゴルフな日SUを起動しゴルフ場を選んで、「自動ホール送りモード」にします。そして、OUTコースかINコースを選ぶと、Apple Watch上の表示が「ラウンド開始」のボタンが表示されていると思います。
ここで「ラウンド開始」のボタンを押せば立っている場所のホールが表示されているはずです。
自動ホール送りモードを選択すると次のホールに移った時に自動的にApple Watch上の表示も次のホールに変わります。
Apple Watchで画面を右にスライドさせると設定画面になります。Apple Watch上でのゴルフな日の設定にGPSを使うかどうかを選択できます。(「Watch側のGPS優先」)
私が使っているApple Watchはseries3という昔の商品でバッテリーに負荷をかけてしまうため、「Watch側のGPS優先」はオフにしました。GPSを使う設定にすると自分がホールの中でどの場所で打ったかを記録できる打点登録ができます。
ちなみに母艦となるiPhoneは12を利用してラウンドしました。
各ホールでの表示
ホールでティーグラウンドに立つとApple Watch上にこのような画面が表示されます。
正直、シンプルで必要な情報が十分に見ることができて良い画面構成だと思いました。この画面だけでハザードまでの大まかな距離も把握することができます。
距離の表示についてはコースのヤード表示とだいたい合っていました。グリーンが近くなると、ヤード表示がおかしくなるといったレビューもいくつかありましたが、私が利用する限りでは、正確に表示されていたと思います。
カートで動いているとき、歩いているときなども比較的タイムリーに残りヤードを捕捉しているように見えました。これならば十分に実用になると思いました。
高低差の表示はApple Watchでは確認できません。iPhoneの画面を見る形になります。
バッテリー使用量
ラウンドする日の朝の段階でApple Watchを100%充電した状態でゴルフ場に行き、18ホールをラウンドした後にApple Watchのバッテリーを確認したところ、まだ半分ほど残っていました。Apple Watchのを利用しない設定にすれば、十分に実用に耐えることが判りました。
バッテリーに不安がある場合は、このようなワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーを用意して、ラウンドバッグの中に入れておいてもよいと思います。
GOLFな日Suの総括
今回、予備としてポケットの中にはこちらのGPSを持っていました。
しかし、腕につけてあるApple Watchの表示だけで十分だったので、ポケットの中のGPSを取り出す機会はありませんでした。ズボンのポケットに入れていた母艦のiPhone12の画面も見ずに済みました。
製品としてはよく出来ていると思うのですが、Apple watchで利用するときは毎月課金されてしまうのはコスパ面で難ありです。コース買い切り版でもApple Watchで利用できるようにしてほしいです。
現在は1ヶ月間の無料お試し期間ですが、ほかのアプリも使ってみて、有料課金をするかどうかは決めようと思っています。
【2021/11/02追記】
バッテリーの異常消耗
先日、おおむらさきゴルフクラブでラウンドした際に前半のラウンドが終わった時点でApple Watchが省電力モードへの切り替えを促してきました。バッテリーの残量をみると既に10%を切っています。
別途、自宅に帰ってから充電して原因を探したところ、ゴルフな日のWatch側の設定でGPS優先モードがオンになっていました。やはり、Apple Watch シリーズ3ではこの設定は実用にならないようです。
【2022/07/23追記】
距離計測は無料アプリ「GolfShot」が優秀
無料なのApple Watch対応
GolfShotというアプリがあったのでiPhoneにインストールして先日、ラウンドで使ってみました。
このアプリ、無料にも関わらず、Apple watchにも対応していて、とても使いやすいです。
iPhoneの画面表示
iPhoneの画面はこんな表示です。多分、一生にわたってプレイする機会がないであろう?小金井カントリー倶楽部の一番ホールです。
アップルウォッチの画面にはシンプルに残距離が数字で表示されます。
バッテリー使用量
バッテリー使用量は多めです。一ラウンドが終わるとバッテリーの残りが20%ほどになりました。ただ、ラウンドが終わればそんなにApple Watchが登場する機会もないので、特に気にしません。
GOLFな日からGolfShotに切り替え
ゴルフな日suの方は毎月かかる料金が年間にすると高すぎるので、すでにGOLFな日のサブスク課金をストップしました。これからはGolfShotを使います。
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