Amazonプライムビデオで吉永小百合さんと天海祐希さんが主演している「最高の人生の見つけ方」という映画を見ました。2007年に公開されたジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画のリメイク版になります。
吉永小百合さんが演じるのは癌で余命宣告を受けた主婦の幸枝、天海祐希さんが演じるのは巨大ホテルチェーンを築いた女社長のマ子です。
映画の出だしはいきなり筑波のJAXA、ロケットの発射シーンです。ロケットの胴体には「MAKO&SACHI」の文字、発射の瞬間を見つめるのはムロツヨシさん、このシーンの意味は映画の終盤でやっと判ります。
すぐに場面は変わってスーパーマーケットの中をドローンのようなもので撮影したシーンです。がん予防の健康メニュー480円をじっと見つめる幸枝、そして買い物を終わらせて坂道を登り自宅に帰ります。旦那はテレビで相撲を見ながら宇都宮の餃子が食べたいと言い出し、息子は部屋に引きこもってゲームに興じています。娘(満島ひかりさん)はファッション関係の会社でバリバリと働いています。
そんな娘に幸枝は「胃の調子が悪くて検査入院をすることになった。ときどき自宅の様子をみてほしい」と頼みますが娘からは「絶対無理。自分たちにやらせてよ」断られてしまいます。そのあと、病院で検査の結果は悪性でステージも進んでいるということで余命宣告を受けてしまいました。
続いて登場するのがマ子です。幕張のアパホテルの外観が使われていましたが、マ子が総客室数が5万を超えたことをうけてプレゼンをしていました。マ子も体調が悪く病院に入院、最初は個室に入っていますが病室で煙草を吸ったためにスプリンクラーが作動して9階フロアー全体がすべて水浸しになってしまいました。
マ子は相部屋の大部屋へと移されます。そこで出会ったのが幸枝です。まったく境遇の違う2人ですが、なぜか少しずつ打ち解けていき、やがてひょんなことから12歳の少女が書き記した死ぬ前にやりたいことのリストを一つずつ実践していきます。この体験を通して2人は徐々に大切なものに気が付いていくというストーリーです。
エンディングで流れる曲は、竹内まりやさんの「旅のつづき」、とても元気が出てくる曲です。プロでユースは山下達郎さんです。
今度は元となったオリジナル版を観てみます。
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