読売新聞の報道によれば、大手キャリアの携帯メールアドレスを、MNPで他のキャリアに移ったあともそのまま利用できるサービスが2021年12月中にも開始されることが報道されていました。携帯電話の大手キャリア4社のうち、まだメールアドレスの発行ができていない楽天モバイルを除いたNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社間のMNPで持ち運べるようになります。
なお、別のキャリアのメールアドレスをMNP先でも利用を続けるためには、毎月300円程度の費用がかかることになりそうです。これはメールサーバーなどの設備をドメインを発行している元の会社が準備しなければいけないので、有料になること自体は致し方ないことなのでしょう。また、@niftyでメールアドレスを発行してもらえる最も安いプランは基本プランの月額275円となるので、300円前後という価格帯も妥当などころなのだと思います。(料金は社ごとに決定される)
MNPのサービスが始まったことにより電話番号を変えずに新しい携帯電話会社に移行できるようになりましたが、今度はメールアドレスも変えなくてよくなることで、従来以上に携帯電話会社を渡り歩く人が増えるのではないでしょうか。また、各携帯電話会社はより魅力的なプランを提供して流出を防がなければいけません。
NTTドコモのahamoなどの格安のサービスではキャリアメールは今までは発行されていませんでしたが、今後は料金を払えば使ええるようになるかもしれません。今後の各社の発表をよく確認したいと思います。
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