高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドは街中にある一般道のガソリンスタンドと比較して20円前後高いことが多いです。街中のガソリンスタンドが1リットル150円で販売していたとしたら、高速道路のガソリンスタンドは1リットル170円といった具合です。
「くるまのニュース」で高速道路のガソリンスタンドはなぜ高いのか?について解説していました。
なぜ高速道の「ガソリン価格」は高い? 数十円もある一般道との差! 安くならない背景とは
高速道路走行中にガソリン残量が少なくなり、サービスエリアやパーキングエリアで給油することもありますが、高速道路のガソリン価格の高さに驚く人も少なくないようです。高速道路のガソリン価格はなぜ一般道路に比べて高値であることが多いのでしょうか。
高速道路でガソリンスタンドを営業する中日本エクシスの社員が語る高い理由は下記の通りです。
- 高速道路のガソリンスタンドは営業時間を24時間とせざるを得なく人件費が上がる
- 一般道路にあるガソリンスタンドは、給油以外にも洗車やオイル交換などのサービスでも利益を得ているが、高速道路のガソリンスタンドでは基本的に給油が売上の大半を占める
- SA/PAに支払うテナント料や、高速道路上の各スタンドへガソリンを輸送するための輸送費などもかさむ
どれも一因なのかと思いますが、支配的な要因だとは思えません。
高速道路のガソリンスタンドが高いのは、競合する店がなく、独占販売となり競争が発生しないためでしょう。
高速道路を利用中の人は高速道路を降りない限りは高速道路のサービスエリアなどにある高いガソリンスタンドを使わざるを得ません。
消費者としてできる防衛策は高速道路に乗る前にガソリンを満タンにしておくことでしょう。ガソリンタンクに40リットル、1リットルで10Km走る車であれば400Kmは走ることができます。
長距離を走るトラックなどには切実な問題ですし、物流コストが上がると消費者の物価に影響してしまう問題なので、高速道路会社でもガソリンの販売価格に対して規制をかける等の対策は取れないものなのでしょうか。
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